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ICD-11: “神経発達症”へ変更

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徒然思うこと

みなさんこんにちは✨

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突然ですが、今ちょうど宇宙飛行士候補者の募集をしていますよ!

しかも年齢・学歴、全てが不問。※体格と視覚聴力色覚および経験に満たすべき基準あり

チャンスです。宇宙飛行士なんて夢ですよ。挑戦できる機会があるなら、是非とも挑戦くらいはしたいよね〜😊これについては少し前にニュースになっていたのは知っていたけれど、ちょうど先日私がぼそっと、

私

いずれだけど、次は何の仕事をしようかなぁ〜…

って呟いたところに夫が、

夫

宇宙飛行士の募集やってるじゃん。応募すれば?

と言うもんだから、『おぉそっか!そういうチャンスもあるのねぇ😊』と嬉しくなったものでした。

ご興味のある方は応募だけでもしてみましょう!夢のある話でワクワクしますね😊✨

 

さて、今日は呼称変更の話です。

今月になり、WHOによる新しい疾病分類:ICD-11がついに発行されました。これをもって発達障害は“神経発達症”へと表記が変更されることになります。

『障害』という単語が及ぼす不利益については私も常々感じています。

呼称が変わったからといって当事者の困りごと(←障害の部分ね)がなくなるわけではありませんが、誤解や偏見、不当な差別などを遠ざける一助になっていって欲しいのだという前向きな気持ちで捉えたいと思います。

わたし
わたし

関係ないけど、疾病分類って面白いよね。おもしろくて興味深くて、ICD-11をしばし読み込んでしまいました。

ICD-11の発行にあたって

ICDってなんぞや

2022年1月1日、WHO(世界保健機構)が定める国際的な診断分類であるICDの最新版として“ICD-11”が発行されました。約30年ぶりの改訂だそうです。

ICDの正式名は“International Statistical Classification of Diseases and Related Health Problems”といいます。そのまま訳せば『疾病及び関連保健問題の国際統計分類』となり、日本では『国際疾病分類』と呼ばれています。(↑ICD-11は上記サイトで誰でも読めます)

ICDは、現在診断される疾病の全てが分類されています。これにより医師は全ての病気と怪我を、ICDのいずれかのグループに振り分けて診断することが可能になります。

さらにそれらの疾病は全てアルファベットと数字から成る通し番号のような“コード”で表記されているため、各国語で呼び名が異なる疾病(←ホンマ、疾患名の英単語すら覚えきれんで…)でも、速やかに世界の統計データの利用等が可能になる点で有用です。

ところで、当サイトを読まれる方には“DSM”という疾病分類に聞き覚えのある方も多いでしょう。DSM(Diagnostic and Statistical Manual of Mental Disorders)はアメリカ精神医学会が出版している“精神疾患”に特化した診断基準と分類です。

とても単純に言えば、ICDは全ての疾病を扱うのに対し、DSMは精神疾患を扱うという点で異なります。

両者は医学的な上位/下位、どちらがより優れているなどというものではありません。両者の疾病分類は大きなずれがないよう構成されているという話だし(←私自身が読み比べたわけではないです、すみません)、機関や医師の専門等で使い分けられることはあれども優劣が付けられるものではありません。

改訂は科学的知見の積み重ねの賜物です

そんなICDが、約30年ぶりに改訂されたのが今月1日のことでした。

30年かー。それってけっこうすごいですね。30年前って、今と比べたらきっと何もかもが違うよなーって思えてきます。

30年前の1990年頃。日本はバブル期後半?景気が良かった頃でしょう。Win95発売以前だから、インターネットもまだ一部の人しか使っていなかった時代であるぞ!わぉ!そう考えると大昔!(笑)

さておきICDは、新しく積み上がった科学的知見を取り入れて(または取り入れるために?)改訂されます。

科学的知見の観点から見ても、30年前ってやっぱりほんとに大昔。

えっと、遺伝子組み換え技術(1970年代半ばに初めて成功)が応用されて、やっと日本でも広まってきたぞという頃でしょうか。うーん、多種の制限酵素が市販されて買いやすくなった頃かな。発癌の分子メカニズムもまだ十分に明らかではなく、がん遺伝子代表のRasが発見されたのが80年代だから、まだまだこれからという頃です。当然ヒトゲノムなども解読されておりません。ヒトゲノムは1990年代から20年余をかけてようやく解読されたのです、まだ着手もされていない時代だったのね(解読完了が2013年4月14日です)。

そう想いを馳せると、直近30年間の知見の積み上げは膨大です。疾病概念も、大きく変わった部分があるでしょう。

社会的な考え方も変化したはず。それも反映されるべき。

具体例には、ICD-11では性の多様性に基づく観点が取り入れられて、これまで精神疾患の一つとして分類されていた『性同一性障害(Gender identity disorder)』という病名が消滅したことが挙げられます。今、性同一性障害は『Gender incongruence(私には正式な日本語訳の判断ができないので原文表記します)』という名称に変更されて、精神疾患ではなく、新たに新設された『Conditions related to sexual health』という項目に移行しました。

なるほど、時代に合わせた診断へと適応していくのだ。

また、30年前には存在しなかった疾病として新しく『Gaming disorder』が分類に加わりました。いわゆる“ゲーム依存症”ってヤツですね。

時代が変われば疾病概念も変わります。

もちろん疾病分類の改訂がなされたからと言って、当事者の苦しさや困難が変わるわけではありません。分類上ではこの1月から性同一性障害は“障害”ではなくなったけれど、当事者の気持ちも状況も、大変であることには変わりはないのです。

しかし時代に合わせたこの改訂は、公共の福祉に貢献するために行われていることは間違いないはず。当事者の利益、支援のあり方や理解のために改訂されているのです。

そのことを、私たちは前向きに捉えることが重要なのだと思います。

発達障害の分類も大きく変わった

さて、ICD-11では発達障害の分類も大きく変わりました。ここはしっかり確認しておかなくてはなりません。

重要なことは、ICD-10まで別々の疾患だった [F70-79: 知的障害]、[F80-89: 心理的な発達障害]、[F90-99: 小児<児童>期及び青年期に通常発症する行動及び情緒の障害] が、ICD-11ではまるっと一つの疾病カテゴリ“神経発達症 (Neurodevelopmental disorders) ”としてまとめられたことですね。

また、ICD-10ではF84: 広汎性発達障害 (Pervasive developmental disorders)の中でさらに細かく分類されていたいくつかのケースが、ICD-11では6A02: 自閉スペクトラム症にまるっと全てがおさまりました。これにより、アスペルガー症候群という病気の名前は消滅することになりました。

ICD-10

F70-79: 知的障害 (Mental retardation)

F80-89: 心理的な発達の障害 (Disorders of psychological development)

F84 広汎性発達障害 (Pervasive developmental disorders) はココ

F90-99: 小児<児童>期及び青年期に通常発症する行動及び情緒の障害 (Behavioural and emotional disorders with onset usually occurring in childhood and adolescence)

↑F90 多動性障害 (Hyperkinetic disorders)はココ

ICD-11

06: 神経発達症 (Neurodevelopmental disorders)

  • 6A00 知的障害 (Disorders of intellectual development )
  • 6A01 発達性発話または言語症 (Developmental speech or language disorders)
  • 6A02 自閉スペクトラム症 (Autism spectrum disorder)
  • 6A03 学習障害 (Developmental learning disorder)
  • 6A04 発達性協調運動症 (Developmental motor coordination disorder)
  • 6A05 注意欠如多動症 (Attention deficit hyperactivity disorder)
  • 6A06 常同運動障害 (Stereotyped movement disorder)
  • 8A05.0 チック障害 (Primary tics or tic disorders)
  • 6E60 二次性神経発達症候群 (Secondary neurodevelopmental syndrome)
詳しいことはようわからんが、複雑に分けられていたのがスッキリまとまった感じがします。

また、どうやら文献を読んだ感じだと、ICD-10におけるF80-89カテゴリの自閉(ASD)とF90-99カテゴリの注意欠如多動性障害(ADHD)はこれまではどちらか1つしか診断名を付けられなかった状況が、ICD-11への改定によりASDとADHDの合併状態であることが診断可能となるようです。

これは当事者の実態に即した診断が実現するので素晴らしいね。適切な支援に繋がりやすくなることを期待したいと思います。

 

あとはね、確かに発達障害 (Developmental disorders) という言葉は消えています。神経発達症 (Neurodevelopmental disorders) となりました。

個人的には、頭に“Neuro-”が付くことで、ただそれだけのことなんですが、発達上の問題が個人ではなく神経レベルなので、なんというかさ、『本人にはどうしようもない』感がうまいこと表記されてる気がしております。いいんじゃない?😊

だけどまぁ、英単語を見てみれば、Neurodevelopmental disordersって、やっぱり“disorder”じゃないか!とは思ったよね😅これをそのまま訳せば『神経発達障害』であるのであって、“障害”という単語が持つ負の印象は取り払われてはおりません。だけどさ、Neurodevelopmental disordersの日本語として『神経発達症』を採用した我が国の姿勢は評価したいと思います。今後の呼称の変遷についても注目したいと思います。

私にはやや誤解があったが、日本が目指していこうとする思いが見えて良しとしよう。

そんな感じで、詳しいことまではわかりませんが新しい疾病分類が発行されたのが今月です。

また向こう数十年は、この診断分類でいくのでしょう。身近で関連しそうなところだけでも一読しておいてもいいかもです。

自分の目で見た正しい知識は当事者を理解し支えるために、また当事者が自分自身を理解し模索していく上でも助けになるものだと思います。

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