みなさんこんにちは✨
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体調などにお変わりはありませんか?発熱や咳、喉の痛みなどはありませんか?
昨今の新型コロナウイルス感染症の流行状況は凄まじく、全国的にも休園休校が最多であると報じられています。我が家も先日、息子本人が濃厚接触者にあたることが知らされました。小学校で近しいお子さんの感染がわかったようです。
息子はすでに指定の健康観察期間を終えて、登校を再開しています。その間彼の体調に変化はなく、精神的にもなんとか崩れずに保ちました。
そんな無事に過ぎたことだから言えるのだと重々承知のことなのですが!
やっぱりね…残念なのは、自宅待機の期間中に開催された“英検”を受験できなかったことだよねぇ😭
誰のせいでもないことです。
だけど、それでも。
秋頃から忙しい合間を縫って一生懸命勉強してきた息子を思うと、本当に本当に可哀想な仕打ちであると感じました。息子に責任はないのに。元気なのに😭
今日はその残念だった気持ちを吐き出しつつ、記録だけしておこうと思います。
仕方がないとはいえ、このコロナ禍でチャンスが犠牲になるのはやっぱり子供たちの世代なのだと思いました。子供たちの機会損失については大人がもっと真剣に考えてやらなくてはならないのだと強く感じました。
濃厚接触者に該当して
健康観察期間は外出を控えて自宅待機
少し前ですが、小学校から連絡があって息子が濃厚接触者に該当すると知らされました。
それから息子は、健康観察期間として10日間の自宅待機。気をつけて見ておりましたが発熱等の症状は出ず、既に元気に登校を再開しています。
小学校からの連絡によれば、濃厚接触者の同居家族には行動制限はないのですって。ただ、同居家族が決まった場所(学校や保育園・習い事や職場等)へ通う際には、そちらの規定に従うことになるのだそうです。例えば、娘が通う保育園では『同居家族が濃厚接触者になった場合は登園を控える』こととされていたため、彼女も自宅待機になりました。それでも、気晴らし程度に散歩に行くのはOKだよってことらしい。
幸い、今回は家族の誰にも発熱や咳、喉の痛みなどの症状が出ることなく息子の健康観察期間が明けました。とはいえね、今の状況ではいつ罹患してもおかしくないことに変わりはないです。ご近所では習い事や通塾を控える話も聞こえてきていて、しばらくまた気を引き締めて過ごさなくてはなりません。
私としては、本当に無事で済んだから言えることではあるのですが…良い経験になったなぁ(疲れたなぁ)という感想です。
息子は小学校の授業をオンラインで受けました
この間の息子の生活をもう少し。
息子を含む、濃厚接触者に特定されたお子さん達は、小学校で行われている通常授業をオンラインで視聴しながら自宅学習を行いました。
オンライン授業に今少しの課題は見えつつ、学校側も子供側も、確実に経験を積んでいるなと感じました。良いことです。
オンライン授業で良かったこと
- 学習機会の損失を最低限で抑えられた。
- クラスの子たちが元気に過ごす様子を見られて息子は安心していた。
- 息子の様子も担任教諭にもみてもらえた。
オンライン授業で感じた課題
- 通常授業を配信する形(全員がオンラインではない)なので、どうしてもオンライン側の子が傍聴になりやすい。挙手や発言も可能だが、カメラをオフにしても良いらしいので途端に集中力の低下、傍聴者になりがちだった。
- 『体育』や『理科の実験』『家庭科の実習』などは参加できない。息子は指示された別の課題や、それが終われば読書などをして過ごしていた。
- クラスメイトとの雑談の機会がない。
- 給食が食べられない(親の都合です、はい。涙)。
> オンラインの子には、より丁寧な関わりをしていただく必要があるでしょう。
オンライン授業に参加した初日、息子はニコニコ元気でした。
お母さん!僕の席の近くが島みたいにぽっかり空いてた!でも他の子は元気そうだったからよかった!
通学がないのは楽だなー。
まぁでもね、日が経つにつれ、やっぱり息子は落ちてきました。
ちょっと、精神的にきてる気がする…。
息子のメンタル
健康観察期間の後半にはもう、息子は自ら、
ちょっと、精神的にきてる気がする…。
と申告するほどの状態でした。
そりゃそうです。一昨年の一斉休校においては我が家は大混乱に陥りました。息子はこのような状況が苦手なのです。あの悲劇を、ここでまた繰り返すわけにはいきません。私は息子に細心の注意を払いました。
息子が精神的に弱ったことの背景には、
オンライン授業に出てても、誰も話しかけてくれないんだよ
と、息子が孤独感や疎外感を感じたことが大きいようです。すなわちクラスのコミュニティに入りきれていない、コミュニケーションが取れていないことのストレスです。
だけど今回は息子の成長が見られたと感じました。不調を自覚し、自ら申し出ることができたのですから。
えらい!そうやって辛い気持ちを自分で言えることはすごいことだよ、立派だよ!
ベランダに出て、外の空気を吸ってきなさい。今回の辛い状況なのは、誰のせいでもないんだよ。一緒に工夫して乗り切ろう。
普段できないことをできる機会だと捉えてみると良いみたい。たまには工作とかもやってみようか。
そんなわけで息子には、以前誕生日にいただいた工作キットを今こそやるぞ!と勧めることや、ちょっと特別なオヤツを自由に食べたり新しい本を買ってみたりと、学習も含めてテンポ良く楽しく過ごせるように気をつけました。(この時、息子が熱心に読んだ本が数冊あるのでまた別の機会にでも紹介したいと思っております。)
他にも、友人よりペーパークラフトなども良いのではないかと勧めてもらいました。親の引き出しは多い方が良いのでシェアします。すごいよ、コレ(↓)。
子供の機会損失は重大な問題だ
そんなわけで学校はオンライン授業、塾の授業は後日に振替(←個別指導の強みですね)、習い事は出席停止と徹底的に制限を受けた母と息子の10日間でしたが、やっぱりね、最も残念だったのは目標にしてずっと勉強してきた英検3級が受験できなかったことでした😭
英検は当日にヘルスチェックが必要で、それに該当する子は受験不可となることは事前にアナウンスがされていました。私も知っておりました。
だけど息子は1月の試験を目標にして、お友達と一緒に切磋琢磨でずっと勉強してきたのです。息子はきっとガッカリするし、急な予定変更で混乱する可能性もあるし、次回の試験まで数ヶ月間もモチベーションを維持し続けることも現実的ではない気がしました。
一生懸命勉強してきた姿を知る親としては、とてもじゃないけどこれを
『仕方ないね』
と済ませられるものではありませんでした。私は何か手立てはないのか、できることはないのか、救済措置はないのだろうかと英検側に問い合わせたりなどもしてみました。
健康観察期間中ですが無症状です。直前にPCR検査を受けるなど、どのようなこともします。陰性の証明をもって、別室などでも受験できませんでしょうか?
だけど英検側では、そういうことは検討されていないとの回答でした。
『当日のヘルスチェックに必ず回答し、その指示に従ってください。』
日を変えて2度問い合わせましたが、2回とも判で押したような回答でした。
ちなみにその“ヘルスチェック後の指示”っていうのは、こういうやつね(↓)。
『本日の受験はご遠慮ください。』という指示やんけー。
結局は別室受験なし、陰性証明も検討されない、受験料の返金もしないとのことでした。ただ機会が奪われただけやな、息子に責任は一切ないのに。
これまでの息子の努力を思うと涙が出そうな、そんな悲しい英検でした。
息子には、勉強してきたことそれ自体は無駄になるものではないんだからねと伝えました。次の目標に向かって、健全に歩みを進めてほしいと願っています。
だけどさ、学校行事や校外学習、もう少し大きくなれば海外留学。今の子供達はさまざまな機会を失わされて、成長のために目標にしてきた受験機会も失うなんてなんやねん。
今回の場合は、所詮は英検。命が取られるわけでもなしに大ごとでは全然ないけど、今の子供達はやっぱりさまざまな機会を奪われているなと感じました。給食だって、いつまで孤食、黙食なんだろうね。我慢させ過ぎ、だけど子供はこれを『我慢させられている状態だ』と気付きづらいことも重要な問題である気がします。
ちなみに。ずっと一緒に勉強していた息子のお友達君は、
(息子が)受けられなかった分も頑張ってくるよ!
と言ってくれて、無事に英検を受験することができました。試験後のママによる自己採点では申し分ない高得点だったようで、息子もこの話にはとても喜んで嬉しそうにしていました。
R君が仇を取ってくれた!
実はおれ、今回は正直自信が足りなかったんだよね。ちょっとはラッキーだったと思うことにするから!
そんな我が家の10日間でした。
この状況では、どこのお家でも起こりうることです。特性のあるお子さんの場合は特にその子に合った過ごし方で、どうか心身ともに健やかに乗り切れますよう祈っています。
何かの参考になりましたら幸いです。あ、細かいこと等のご質問などありましたらお気軽にどうぞ。
(ご参考までに後日談を追記します:)
その後英検は受験料の返金がない代わりに“次回試験”へと無料で振りかえていただくことができて、息子のモチベーションもなんとかもって、無事に合格することができました(↓)。だけどそれでも、振り替えて貰えばいいという問題でもありません。小学生の子供にとって、5ヶ月も先の試験まで待たされることは可哀想だったし辛かったです。改善を要求したいと思います。
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