みなさんこんにちは✨
前回の記事(↓)にも関連しますが、やっぱり私には分かりません。
子供が自発的に動き出すまで“見守る”ことは、本当に最良の方法なのか?
もちろん子供を信じて見守る方法もアリでしょう。それが基本スタンスであることは分かります。我が家のかつての息子のように、不登校で無気力で、生きているだけで精一杯の時には無理をさせることは禁物です。
そうしてそのうち、いわゆる“エネルギーが溜まってくる”という状態になればこそ、子供はきっと自ら道を見出していくに違いないと信じること。それもまた、真理だろうとは思います。
だけどもしも、もしも見守るというワードのもとに“何もしない”というのは思考停止なだけではないか、それには私は同意しかねてしまいますいうのが今の私の気持ちです。今の私はそうして息子を待ったとしても、近い将来に息子がただのゲーム好きの青年にしかならないかもしれないのだから怖いのです🤔
私は、心配しすぎでしょうか?
さらに言えば、“普通の子”であればエネルギーが溜まってこれば自然と外とのつながりを求めていくのかもしれませんが、そういう意味では我が家の息子は“普通ではない”子供です。彼は診断は付かないグレーゾーンであろうがと言われる程度に、生きづらさの元になる特性:過集中、繊細さと共存する激しい感情、強すぎるほどの自分軸を持っています。彼にとって自宅が安全な場所である以上、見守るだけでは動き出さない可能性は十分に危惧されることなのです。
つまりこれは子供ごとに多様であり個別対応を要するもので、万人に共通する正解などは無いのだろうと思っています。
だから私は、子供を見守ることをベースとし、常に“きっかけ”を提示し続けることは必要だと思っています。
イングリッシュキャンプに行く?同じような資質のある子と出会える場もあるし、塾も行く?😊
行かん!!一人でなんて行けるわけないよ!!
だけど根気よく色々と提案をするうちに、彼にも受け入れることができそうな選択肢もありました。
塾は勉強するだけではないよ。高校受験もあることだし、学習のペースメーカーや羅針盤になるものを持つことは、あなたのためにも良いと思う。
家庭教師の先生と、話してみるのはどうだろう?オンラインで家から、そういう知識が豊富なプロの先生と話すことも良いんじゃない?😊
あー、それならいいかも。
頻度もさ、月に一回とか、夏休みだけとか、色々なやり方がきっとあると思うんだよね。最初から決めないで、自分のペースでやってみるとか。
分かった。一回やってみるよ。
そんなわけで、息子は早速夏休みの初日である今日の夕方から、1回目の授業を受ける予定です👍柔軟に対応してくださる先生にお願いすることができました。その先生と、ゆっくりとでも信頼関係が作っていけると良いだろうと願っています。
ふふふ、しかしこれは私の作戦勝ちかもしれませんね😊👍
息子に提案した『家から』というのはポイントだったと思われるし、“決めつけられる”ことを嫌う息子に頻度も曜日も柔軟に設定したのは息子も受け入れやすい条件だったかもしれません。
それにさ、私が最初にいくつかハードルの高い提案(←イングリッシュキャンプとか😅)をしているので、それらを拒絶し続けた息子にも『それなら可能かも』とハードルが下がったと感じられたかもしれません😎
どうなることやら。それでもね、うまく行かなくても“ダメ元”ですから。彼にとっては外部の大人と繋がろうと思ったことがもう素晴らしいことなのです🙌
さぁどんな夏休みになるでしょうか。
昨年の息子は不登校の間に一通りの家事を身につけたように(↓)、この夏もまた“成長の夏”にするために一歩ずつ進んでほしいと願っています。
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