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親子登山:早出早着の心得

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親子登山

みなさんこんにちは✨

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今日はね。土曜日だからね。気楽だね。

親子での山歩きに興味を持った人が読む(かもしれない)ことを想定し、親子登山の重要なポイントなどを書いてみようと思います。

ちなみに愛息子は私の後ろでただいま理科の問題と格闘中。理科がやや苦手(というか興味がない)な息子。

そんな様子を見守りながら、私は山に想いを馳せようか(´ч` *)♡

明日の日曜日はお天気が良さそうなので、私たちは少し標高の高い山へ遠征しようと狙っています。勉強スケジュールを勘案すると、おそらく今年最後の遠征登山になるだろうと思っています。だけど机に向かってばかりでもいけません。全力で冒険する思い出も、とても大事だと思っているの😊

 

さて、今日は子連れ登山における『早出早着』の重要性を考えてみようと思います。

聞き慣れない言葉であるかもしれません。

それは登山全般に重要であり山を登る人にとっては当たり前のことなのですが、親子登山では一層その重要性が高まることをここでは喚起したいのです。

わたし
わたし

登山をしない方には聞き慣れない言葉だろうと思います。

だけど子供を連れて行く場合、絶対に守らなくてはならないとても大切なことなのです。

登山の原則『早出早着』

親子登山の場合は絶対厳守

『早出早着』は、『はやではやちゃく』と読みます。聞き慣れない言葉だろうと思います。

だけど子供を連れて山を歩こうとするならば、絶対に守らなくてはならないものなので、もう呪文だと思って覚えてしまうしかありません👍

意味はまさに、朝できるだけ早くに出発し、早い時間に下山(または宿泊地に到着)しましょうというものです。

絶対に守りましょう。厳守です。

 

さて、ここで言う“早出”というのはどのくらいか?

それはできれば、夜が明けて登山道が明るくなったらすぐ、というレベルだと思ってください。もしくは始発で行って着いたらすぐ。そんなくらい。

日の出とともに、登山口に居ろってか!?

びっくりした?

でも本当にそんなレベルです。

ちなみに“早着”の方は、日が長い季節であればそれでも遅くても15時とかかな。日が短い季節であれば、14時までには下山を完了したいところです。

 

例えば昨年の今ごろに私たちが長野県の黒斑山(くろふやま)に行った時(↓)。

私は朝2時に起床。そこから3時間ほど運転していき、午前6時前には朝日に照らされ山道を歩き始めておりました。

私

(午前2時って、朝じゃないよね…)

ちなみにこの黒斑山は、地図上に表記されている標準コースタイム(:目安となる所要時間)は実は4時間程度です。

その内訳は【登りに約2時間+下りには1時間35分程度】とされています。

往復でも4時間あれば帰って来れそうな感じでしょ?

私

だったら午前6時に家を出てさ、9時〜13時で登ってきたら良いんじゃない?

 

そしたら異常な早起き不要でもっと楽なんじゃないかしら?

って、思うじゃーん!

だけどそれは、間違いなのです。

なぜ間違いなのかって?

なぜなら私たちは、子連れで山を歩くのですから。

子連れ登山では、ミスは絶対に許されません。大人1人なら乗り切れることも、子供が一緒にいることで深刻度が高まる場合があるのです。朝早く出発することで、可能な限りリスクを回避できるのです。

『標準コースタイム』は健脚の人の指標です

登山地図(↓)には、山道を歩く所要時間の目安として標準コースタイムというのが書かれています。

ヤマケイオンラインより高尾山の地図を転載しています。登山道に沿う数字が所要時間の目安です。

登山をするなら紙の地図(↓)も持ちましょう。子供は地図が大好きなので喜びますし、眺めるだけで勉強にもなる一石二鳥の登山地図✨ちなみに1冊1,100円。

標準コースタイムはここからここまで行くのには、大体何時間何分くらいかかりますよという意味合いで書かれているものですが、だけどそれって、一体『誰が』歩いた時間だろうか?

素人が歩く時間か、健脚者が歩く時間か。

標準コースタイムは距離や地形から厳密に計算されています。

だけど実際、この時間に沿って歩くというのはまぁまぁ大変な感じです。

私の印象としては、標準コースタイム=『大人の、かつ山を歩きなれた健康な方』が、スタスタと歩いてその時間、という解釈で間違いないと思っています。

 

我が家の場合、私と息子だけであればコースタイム通り、もしくはそれより早いペースで歩くことは可能です。

だけど娘(4歳)が一緒だととても話になりません。

または山友達が一緒だったりして、草木を眺め、遊びながら山を歩くと絶対にコースタイムでは歩けない😂(←嬉しい意味で書いています。山歩きはコースタイムとのレースではないので。)

私から見る『コースタイム』は、そんなような印象です。

 

基本的に。

せかせかせずに、ゆったり休憩したり遊んだりしながら歩きたい場合は、

少なくともコースタイムの1.5倍は見積もりましょう。

ほら、もうこれで黒斑山は往復6時間の山になりました。

往復4時間。

往復6時間。

全然印象が違うでしょう?

 

それにきっと慣れない人が歩いた場合は、普通に歩いているつもりでももっと時間がかかることもあり得るよ。

特に一緒に歩くお子さんが小学生の低学年以下の方!

山歩きにはコースタイムの2.0倍はかかるものと見積もって欲しいと思います

ほら、もう黒斑山は往復8時間コースです。

9時に出たら下山はもう17時。山は真っ暗。遭難ですよ。なりません。

だから!日の出と共に歩き出さねばならんのです。

子供が一緒だと標準コースタイム通りには絶対に歩けない

これは私の息子(10歳、山歩きに慣れている)にもまだ言えることです。

歩く気力の調整は、大人の制御できるところではありません。

 

子供は『歩こう』と言って素直に歩く。そんな生き物ではないのですよ、残念ながら😅

最初はね、張り切って元気にスタスタ歩いて行ったとしても、そのすぐ角を曲がった頃には『つかれた』『まだ?』『抱っこ』と言い出したりするのが当然なのだとまず心得ておいた方が良いでしょう。

(弱音をあまり言わないようになるのは、まぁ…10歳前後からかな?:息子の場合)

 

そんな時、親は褒めたり宥めたり、お菓子で釣ったりあの手この手を繰り出すわけです。

“気を引く何か”を用意しておくことをお勧めします。お菓子だったり、おもちゃだったりその子がとても好きなもの。

ちなみに息子は、“フェットチーネグミ”というお菓子をいつも持たせて歩いています。スーパーで売ってる普通のグミ(↓)なんですが、これは息子の大好物かつ我が家では『山でしか食べられない特別なお菓子』という位置付けです😂

物で釣る。それで歩いてくれたら“御の字”です。

お菓子も効かない。褒めても叱っても無理なんだ!

山ではそんなことさえ起こります…。

あんなに楽しみにしてたじゃなーーい…

最悪の場合、子供はその場で座り込んでしまって『もう歩かない!』と謎の意思表示をし始めることすらあるでしょう。あるのですよ。ありましたもの。

『ここで待ってる(お母さん1人で山頂行ってきていいよ)』と言われるパターンも超困る。

それがもし行き慣れたショッピングセンターであるならば。

私

じゃあここで待っててね。

とか、

私

置いてくよー

なんて愚図る子供に言いながら、ちょっと離れて様子を見ることもできるでしょう。

だけど山ではそれは出来ません。絶対に親子が別れることはなりません。

目を離したら、もう二度と会えなくなる可能性があるのが山ですからね。絶対ダメ。

 

子供の気力が切れてしまったらどうするか。

そうなったらもう、親も一緒に座り込み、子供の気持ちが切り替わることを待つしかありません。

そして山頂まで行ったらどんなに良いことがあるかとか、下山したら何を食べるかと話してみたり、石を眺めたり虫を探したりして、そうして気持ちが切り替わった頃に、

私

15分だけ歩いてみよっか😊

と、実現可能性が高そうなところから声かけをしていくのが効果的かな。

 

抱っこはできるだけやめましょう。足元が見えず危ないです。

何より『山に来たからには、自分の足で歩き切らなくては帰れないのだ』ということを教えてやってほしいです。自然と対峙する心、やり遂げた時の達成感を子供が感じる最良の機会になるでしょう。

『何がなんでも、自分の力でやり遂げろ』と私はいつも息子に言います。

(↓3歳くらいまでならこういうのが使えるけどね)

いやぁ、懐かしい話です。

私たちもそんなふうにして登山のスキルを上げてきました。親子登山は成長しますよ、絶対に。

 

今日は早出早着、標準コースタイムと子供の山歩きあるあるを書きました。

ちなみに私は今もなお、息子と高い山を歩くときには、登山計画をコースタイムのx1.2倍(小休止含む)で設定します。

子供が低学年以下ならば、x2.0倍、x2.5倍くらいに見込んでおいてもちょうど良いくらいだと思いますよ。そのくらいのペースで歩いて、14時や15時には下山を完了できるよう、朝の出発時間を設定すれば良いのです。

 

加えて山の天気は午後から崩れることが多いです。

小雨や雷雨。そういうものは避けたいです。

それにもしも子供が疲れて座り込んでしまったり、想定外の何かがあっても、時間が早ければ対処のしようがあるのです。

だけどもし、朝の出発が遅れてたために下山が遅れ、あたりがどんどん暗くなり、何やら動物の鳴き声なんかも聞こえてきたら、ものすごい恐怖でしかありません。

 

子連れの場合は特にですよ!『早出早着』の厳守をどうか、お願いします😊

何かの参考になりましたら幸いです😊

 

今日は私の趣味にお付き合いくださり、ありがとうございました!また書かせてもらおうと思ってます!✨


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10歳から向き合う発達障害/ギフテッド

コメント

  1. おにぎり より:

    はじめまして。
    今回の記事もすごく参考になりました!
    小5の双子の娘がいます。先日の動画を拝見して、この週末、家族で秩父の山にいってきました♪
    ご紹介の横瀬の二子山、、はちょっと時間的に難しくて、反対側の日向山にしましたが、我が家にはちょうど良いお山でした!途中に大きな滑り台やターザンロープ、キウイの農園があったりと、子連れ登山にいいなと思いました。秩父、都心からすぐだし温泉もあるし、いいですよね♩

    ブログからいつも多様な気づきを頂いているのに御礼が言えてなくて、今回秩父に行ったこともあり、思い切ってコメントさせていただきました♪(人様のブログにコメントをすること自体、ほぼ初めてです^ ^)ありがとうございます。
    これからも、記事の更新を楽しみにしていますね⭐︎返信不要です。

    • Naomi Dr.Nao より:

      はじめまして。コメントをいただきありがとうございます😊

      山歩きのお話を共有できて嬉しいです。本当に、秩父は近いし美味しいものも温泉もあり行きやすいところですね。芦ヶ久保周辺はハイキングコースが多様なようで冬の行き先として興味を持っています。おすすめの日向山にも是非行ってみたいと思います😊動画撮ろう👍ターザンロープってもう、なんて面白そう♪

      更新を楽しみにしてくださっているとのこと、嬉しいです。好き勝手なことを書く中で私も大いに気づきがあり楽しんで更新しています。どうぞ今後ともよろしくお願いいたします🌟

  2. 椎名 より:

    越後湯沢に行きました^ ^
    大峰山??観光メインだからロープウェイで楽ちんでしたが、14時過ぎると一気に寒くなってなるほど‼︎って感じでしたー⛰✨ブログのおかげで山歩き楽しそうって興味出てきたよ❤️

    3歳の娘、帰りは遊び疲れて寝たよね😅なるほどなるほど子連れは大変❗️大人側の余力大事ね‼︎
    お兄ちゃんは常時帰ろー帰ろーと言い続けるスピーカーでした😑💦

    • Naomi Dr.Nao より:

      お疲れ様!早出早着の重要性をレポートしていただいてありがたい!何よりだなと嬉しいです😊
      そうなのよ、3−4歳だと帰りまで持たないっていうのがあるよねぇ。それも経験次第なのだろうけど。そんな時も親が2人体制で余裕があると安心ですね👍
      お兄ちゃんもがんばったね😅目に浮かぶようだよ😅

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