みなさんこんにちは。
今日も当サイトへお越しくださり、ありがとうございます。
またもやひさしぶりの更新となりました。
私が忙しくしているだけなのか、それとも何か困っていたりしないかとご心配をくださりメッセージを寄せてくださる方々にはご心配をおかけしておりました。気にかけていただけることは大変ありがたいです。おかげさまで、私自身はしっかり元気にしております。

忙しいことは良いことです。やることがある、行く先がある、呼んでくれる人がいる、何かしらで社会に貢献していると実感が持てることは嬉しいことだと思っています。
その一つに、昨年度から初めてやってみた高校教諭の仕事がこの春からやや増えました。
担当クラスも担当科目も増えたため、ここしばらくの空き時間には高校理科をしっかり勉強し直したりして割と時間を使っていました。通常授業のみならず、勤務校では特進コース理系クラスで大学受験を見据えた特別講座を担当することになったりもして、最近の大学受験の出題傾向を研究したり、難関大学と言われる大学の“赤本”を読み、入試問題を解きまくる日々。
何十年も前とはいえど、私自身もかつてはこの高校理科を一生懸命勉強したという自負があります。当時の恩師達には世話も手間もかけさせました。あの経験が私の学力と自信の基盤。そんな原点回帰とでも言いましょうか、上の世代から受けた恩を次世代へ送ろうという意味合いも込めて、今の高校生の年齢にある子供らと再び一緒に勉強ができることが楽しいです。
高校教諭という仕事は私の本職ではありませんが、やってみたら案外出来る自分に自己効力感を実感し、周囲も認めてくださっていることを感じているので心地よい人間関係の中にいます。
なんでも、点と点が繋がっていくものですね。昔取るだけ取って放置していた教員免許が今ここにきて生きるとは。

こちらの学校で、理科の先生が足りなくて困ってる。
最初はただかつての研究者時代の友人を助けるつもりで、『ちゃんとした先生が決まるまでの“つなぎ”なら良いよ!』って踏み込んだ領域でしたが、今やすっかり片足を突っ込んでいる状況です。
私がこの仕事をやりやすいと思う点は、工夫のしがいもあることや、教える内容もやり方も、私自身にかなり大きな裁量が持たされていることが大きいだろうと捉えます。
私立の学校だからでしょうか?こんなに任されて良いの!?ってくらい、割と“お任せ”な感じです。
それが良い。私はこのような環境の中に身を置くのが向いているなと、再度感じているところです。
少し前のことですが、私はこの春、ロートこども未来財団のイベントに参加させていただいて、娘と一緒に空港の管制塔を見学しに行ったことがありました。
空港って、ワクワクしますね。国際空港で働いてみたかった。あんなに大きい飛行機が次から次へと飛んで行っては着陸し、今のこのいっときを切り取ってみても上空にいる飛行機は世界中で1万機にものぼるそう。

一機に100人乗ってるとしてさ、今この瞬間は100万人が上空にいるってスケールか!

さて。そんな安全管理の現場では当然ですが、個人の裁量、創意工夫、思い切った切り口とか、そういうのってあまり求められてないんじゃない?って思いました。
子供らが見学している傍で、立ち話的にちょっと職員さんに聞いてみてもやっぱりそうね。

マニュアルがしっかりしているのでしょうか?
私はつい「もっとこうしたら良いんじゃない?」とか言ってしまうタイプの人間なんですが、この職務ではそういうのはあまり求められてない感じ?
いただいたお返事もそうでした。マニュアルに沿う、チームワーク、ホウレンソウで現場は回る。素晴らしい!
そうだよね。私がもし間違ってこの職場に入り込んだら多大に迷惑をかけてしまうだけだわきっと。適材適所、超大事。
また別の日。
娘のお友達のお父様で、お仕事は電車の運転手さんをされているという方がおられます。登校時にたまたま会って、そんな職業適性についてちょっと立ち話をしていました。

運転手さんは、どうですか?実際はどんな感じでしょうか?

連携も大事ですし、マニュアルがしっかりあるので安心ですよ。
だけど実際、運転席に入ってしまえば一人ですから、一人で集中して仕事をできる環境は気に入っています。

なるほど、職場に多少ウマの合わない人がいても(←ソウジャナイ?笑、しかし私にとっては大事なポイント)運転席に入れば一人、責任を抱えて集中できる。素晴らしいお仕事ですね。
そう。仕事はまさに色々です。このへんの、職業選択の適正についてを間違えたらあかんのだろうなとも思いました。
大きな職場で、たくさんの人がごちゃごちゃいる中で働く方が向いているのか、それとも一人で集中した方が自分は能力を発揮できるのか。
自分に裁量が大きくある方が楽なのか、マニュアルがある方が安心なのかもそうでしょう。
私は個室か、デスクには衝立とかがあった方がやりやすいなとか、そういうことも思いますね。
学生時代は過ぎてしまえばあっという間。その先の社会人時間はより長い。その時間の心身の健康を保ち幸せに生きていくために、職業選択の機会においては自分自身の適性に沿う働き方を得ることは、給与や待遇などよりはるかにもっと重要なことだと思いました。
特にね、我々の子供らのように、幸か不幸か、“考えすぎる”という特性を持って生まれた人らにとっては、思考と現実の狭間にある非常に謎めく実際社会を苦もなくスイスイ進んでいくのは、わりと不可能に近いことです。
だからこそ、特性に沿う働き方を得ることを重視してほしいと願います。
なにも偉人にならなくて良い。
大きな成功もしなくていい。
ただ自分が持つ力で社会に何かを貢献し、楽しさの中で幸せを積み重ねていける、そんな大人になってくれたらと願う中で、
やはり大切にしてほしいのは、色々なことを経験し、自分の適性を知ることです。
私の息子も高校生になりました。彼にも今から少しずつ、そんなことを伝えていきたいと思っています。
ーーー書籍紹介ーーー
ASDの当事者により書かれた書籍です、著者は高IQ者でもあるでしょう。わかるわかると共感しながら読みました。なんか上手く伝わらないモヤモヤ感がすっきり言語化されていてわかりやすい。
ASDも、ギフテッドもそうですが、実態像を正しく知るための情報はもうすでにそこにあります。これからはそれに耳を傾けてくれる人が増えてほしい段階です。著者の誇りを持った発信に、大きく心を動かされました。ご一読をお勧めします。





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