みなさんこんにちは。
今日も当サイトへお越しくださり、ありがとうございます。
当サイトでは、不定期な定期的に(←月に1回くらいは開催したいが毎回そうはいかない感じ)、公式LINEコミュニティ限定でのオンラインイベントを開催することを続けています。毎回何らかのテーマを決めて、お話ししやすい少人数で運営がなされておりますので、もしご関心のある方がおられましたらご参加ください。
この7月はつい先日にも、オンラインイベントを開催させていただきました。
その中で、大事だなと思うご感想と示唆をいただきましたので、ここに記録をしておこうと思います。
このように、同じく高IQ児、ギフテッド児を育てている保護者が集うと、必ずと言っていいほどに共有されるキーワードがいくつかあります。
今回も、その一つが強く共有されました。そう、“親の孤立”です。

普段なかなか出来ない話題を正直に話せる場がありがたい。
そうなんだよね。思い切り話せないもどかしさとか、高IQへの誤解から近しいママ友(専門家にさえも)に困りごとを話してみても全く全然伝わらない、理解されない寂しさや、孤軍奮闘で疲れ切ってしまう消耗も。
そういう経験を繰り返す中で、我が家の子育ての苦難の話はいつの間にやら『普段なかなかできない話題』へと降下していってしまうのですね。
私はこの場を、必要な場だと捉えています。
皆さんが求めておられるのは“ギフテッド一般論の知識”などではなさそうで、つまりはただただ、“自分と似た立場の人と話したい”ということなんだとわかるから。
その中で、あるお母様が仰られたことに私はそうだなとハッとしました。

親が孤立感を抱えているのと同様に、子供たちも同じようにずっと感じてきたのだろうなと、ようやくわかるようになりました。

本当だよね、まさに全く同じですよね。思い切り話せないもどかしさ、自分の意見やこうしたいという気持ちも全く全然伝わらない、理解されない寂しさ、消耗。そういうものを子供はほんの幼少期からずっと抱えてきたことを私も改めて認識するに至りました。大切な気づきをいただきました、Yさん、ありがとうございます。
とはいえ親は子供達よりは人生経験が豊富なので、現実社会は実はまあまあ広いことを知っています。
情報を求めて手を伸ばし、種を蒔き、タイミングを待ち続ければ、ひょんなことから近くに仲間が見つかる奇跡も訪れます。以前のこんな出会いのエピソードもそうでしょう(↓)

誰か1人でも理解してくれる人がいる、巡り会う事ができる事がこの子達にとってどれだけ大切であるかを改めて感じました。そして、それは母たちも然りです。
本当にそうだと思います。
私は、親の孤立はギフテッド児支援における大きな課題の一つであると思っていますが、子供もまた“自分と似たような誰か”とつながることが必須なのですね。
子供は自由自在に癇癪を起こし、時には暴れて、時には沈んで自ら社会(学校)を拒絶する(ように見える)ので、ぱっと見はただ手に負えない→親の苦労ばかりが思われますが、我々親でさえそうであるように、子供自身もまた孤独している事実にも十分に目を当てていくことの重要性を思います。
まだ元気で消耗していないお子さんには、キッズアカデミアとかはすごくいいと思います(↓)。
しかし、知らない人の前で話したい、話せるよ!というタイプのお子さんばかりではありませんので、動けない子には動けない子へ向けた支援も求められるところです。
当サイトのオンラインでのイベントでは、次回以降にはどのようなテーマを扱ってほしいかご希望をいただくこともあります。
今いただいているご希望は、
・女の子ギフテッドの会(特に思春期前後から成人の女子を持つ親の交流)
・小学校高学年以上の男の子の会
という声です。ここにもまさに「知識が欲しい」というよりも、「仲間が欲しい」というニーズを強く感じさせられるばかりですね。
あるお母様から伺ったことは、ギフテッド児の親が集まったりするイベントへ何度か行かれたそうですが、なかなか仲間が見つからないという話です。

そちらは小さい男の子の親御さんばかりが中心で、女の子の親というのがかなり少ない。ましてやある程度大きくなった女の子の親は全くいなかったです。

男の子も同じです、ある程度大きくなった男の子の親も少ないです!
そうですね、性別別や年齢別の親同士が集まる場を設けることを企画できるのは、当サイトの強みの一つかもしれません。
私自身も、かつてはギフテッド児だった人の一人です。
私もかつて、私のことを『面白い』と言ってくれる人に出会いました。進学した高校の先生方がそうでした。そこから私の目も徐々に開いて行ったことを自覚します。
それだけで、良いことなのよね。
そんな小さな活動を、少しずつでも続けて広げていきたいと思っています。
ーーー書籍紹介ーーー
本屋大賞、流行りましたね。今なお多くの方に支持されている書籍です。
この作品がこんなにも支持されるのは、読んだ人の多くが成瀬を好きになるからだと思います。自由に、自分を曲げず、好きなことに夢中になり生きていく。そんな姿が多くの読者に魅力を感じさせるのでしょう。
しかしながら、作中では成瀬は決して人気者ではありません。二人組では余り、周囲から距離を置かれる場面も描かれる。それは、現実のギフテッドや発達特性のある子どもたちが置かれやすい状況と重なります。
この書籍が人気なのは、きっと社会の中の多くの人が心のどこかで人の目なんか気にせずに、自分らしく生きることに強い憧れを持っているからだとは思われます。だけどそれを阻む何かもまた社会の中には存在していて、そうしたいのにそうできない人があまりに多い。腹いせ?としての「あの子は少し変わっている」という言葉が出てくる。私はこの書籍を読み、そんな複雑な思いを強く感じました。
それでもやっぱり自由闊達なギフテッドは、見る人が見ればすごく溌剌と魅力的に見えるのですね。わかる人にだけ分かってもらったらいいってことだよ。成瀬のような子には邪魔をせず、そっとしといてやったらいいよと思います。




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