みなさんこんにちは✨
先日の記事でも書きましたが、今、私は息子への対応でいくつか思うところがあるのです。
つまり、息子は、本当に発達障害の対応で良いのだろうか?
それとも、もっと高IQに起因する困難に焦点を当てて、違うアプローチの対応をしたほうが良いのではないか?
そういうことが、私の今の悩みです。
私は今、関連する、正しい情報を求めています。
そんなわけで、早速いくつかの書籍を読んでみたりも捗ります。
たくさんの書籍が出版されておりますが、客観的で定評のあるのはこのあたり(↑)のようですね。
映画(↑)も是非見てみたいと思っております。
また、私は勢いついでにギフテッドイベントにも参加しました。当日のご講演がYouTubeで配信されております。お話の内容には共感しかなく、終始頷きながら拝聴しました。ご興味のある方は見てみてください(↓)
私は会場で聴講しましたが、なんというか、こう言っては失礼かもしれないですが、
…御三方とも、息子のようだ。きっと息子が明るく自立をしたら、こんな大人になるだろう。
と、私はなんだか確信にも近い、とにかくより多くの情報を集める必要性を肌感覚で掴みました。
会場では夜遅くまで(←終電の乗り継ぎに間に合わなかった😅)色々とお話をさせていただきましたが、“ギフテッド”という言葉もまた、“発達障害”同様に字面がとても良くないですね。あたかも『特別な何かを授かった人』のような印象を受けてしまって、実態とは異なる印象を与え得る、とても危険な言葉だと思います。
ほら、こんなタイトルの本まであるよ(↓)。内容は素晴らしいのかもしれないけれどさ(私は未読です)、とにかく副題が良くない。こういうのが誤解の元にもなるんじゃないの?
“ギフテッド”って、“天才”っていう意味じゃないからね。
これについては私はカナダにお住まいのギフテッド児のお母様より聞いた話が適切な表現だろうと思っていますが、
こちらでは、ギフテッド=障害との認識です
そう、高知能は、それ自体もまた対応を要する『障害』であるという、そのような理解が適切だろうと思います。
より詳しい情報を集めていきたいと思います。
また、今回いくつかの情報に接する中で、おそらくですが私もまたギフテッドの特性があるだろうことに気がついています。私も息子も、きっと“2E(twice-exceptional: 二重に特別)”というやつだろうと思っています。
これまで、私自身は心理検査を受けたことはありません。子供の頃に集団検査は受けましたが、その結果は(私の母は少しは知らされたようですが)私自身には詳しく聞かされることはありませんでした。
私がこれまで検査を受けなかった理由は単に、その必要性を全く感じてこなかったからに他なりません。もちろん自身の特性理解にあたり、心理検査から得られる数値は自己理解の強力なツールになるのでしょう。だけど、数値がどうであれ、私は私でしかないのだから、それを知ることに大した意義を感じてこなかったというのが実際です。
ま、必要が出た時には受ける機会もあるでしょう。
そんなスタンスでおりましたが、いよいよその“必要性”が出てきたようです。
近いうちに、私自身も心理検査を受ける準備をしております。
結果が得られたら、そんな話もまた記録しようと思います。
コメント
はじめまして。miyunekoと申します。
高IQ +ASD+ADHDの15歳の息子がおります。現在、私立中高一貫校の高校1年生です。うちの子がギフティッドかはわかりませんが、小学校では浮きこぼれという状態だったように思います。今は環境が合うようで、落ち着いて生活しています。
子育ての対応において、発達障害者としてか、ギフティッドとしてかという区別は特にしていませんでした。いろいろ本を読んだり講演会に行ったりして勉強もしましたが、結局はWiscなどの心理テストの結果と、医師や心理士さんの助言が参考になったように思います。心理テストの結果からは脳の特徴が垣間見えるので、子供の言動の仕組みを想像するのに役立ちました。医師や心理士さんは、うちの子の特性に合ったアドバイスをしてくださり、具体的な対応策も授けてくださいました。もちろん、それでも様々な苦労はしましたし、今も苦労していますが、これらにはかなり助けられました。
まだまだ自分の子育ても途中で偉そうなことは言えないのですが、子供はみんな違うので、アセスメントは大切かなと思います。何かのご参考になれば幸いです。
初めまして。コメントをいただきありがとうございます。
ギフテッドや発達障害などのラベリングにこだわるわけでは決してなく、なんというか、最近の息子には発達障害という視点だけではサポートしきれない特性がたくさん見えてきたなという印象です。その対応法を探しています。難しいです。いつも悩んでいます。
だけど結局は、その子その子としっかり向き合って、観察しながら試行錯誤をしていくしかないのですね。心理士さんにお世話になっておりますが、医師や他の助言者も探していきたいと感じました。いただいたアドバイスの意味をここしばらくずっと考えている次第です。
正しい理解と試行錯誤、それがキーワードになるのかしら🤔
突然のコメントにも丁寧にご返信くださり、ありがとうございます。私自身にASD傾向があり、受け取り手の方のお気持ちの推察が甘い部分があります。失礼だったり、不快感を感じる物言いになっておりましたら申し訳ありません。
ブログを拝読していたら、かつての我が家と似ていることが多く、つい出てきてしまいました。発達障害としての対応に限界を感じるのも経験があります。難しいですよね。
少し前の受験勉強のお話などは、うちもほぼ同じ状況でした。本質的な指摘も多かったです。なぜ?が解決するまで何時間もかけて親子で議論しました。その際に、心理テストの結果からわかる、子供の脳の特性を考慮したやり方が役に立ちました。うちの子はwiscの言語理解の指標がかなり高く、言葉での理解や、論理、分析に強いとわかっていたので、言葉でとことん疑問点を分析していきました。親は骨が折れましたが、納得がいくと、子供の顔が一気に晴れやかになりました。うちの子の場合は、この議論の積み重ねをすることにより、徐々に引っかからずに問題に取り組めるようになりました。
発達障害やギフティッドなどの知識を頭に入れることは必要だと思います。知識は礎になります。その上で、その子自身を掘り下げることが大切なのかなと思います。
息子さんに合ったアプローチが編み出せることを願っています。あと、心から応援しています!
長文、失礼致しました。
ありがとうございます😊失礼などとんでもないです。とても考えさせられており、感謝です。
息子も言語理解の数値が突出して高いです。それこそが『なぜ?』のもとでもあると思うし、一方で納得を得るまでに時間がかかる要因だろうとも思います。
受験勉強の『なぜ?』も本当に骨が折れますね。気にせず受け入れて取り組んでいければどれだけ楽だし効率がいいかと思いましたが、やっぱりそれはとことん付き合うことが必須なのだと改めて知ることができました!
また、息子本人が興味を持てなかったり意義を見いだせないことには全く取り組むことができないという点もなかなか難儀をしています。興味の持てない科目が点数上は不得意科目になってしまい、点数が取れないためにさらに興味を持てなくさせてしまいます。悪循環です。正直に申し上げて“受験向き”の子ではないのではないかとさらに悩むことも多々あります。
受験は合否がゴールではないと思っています。
自律できる大人になることが彼の目標でありますので、長い目でみていく覚悟が必要かなぁと感じますが、先が長いものですね😅
私は自分のできることから、とにかく情報を集めて協力者を味方につけて、息子本人を重々観察していきたいと思います。
宜しければまた色々と教えていただけましたら幸いです。引き続きよろしくお願いいたします😊