みなさんこんにちは✨
今日はその後の話を記録しようと思います。
『あなたがそういう考えならば、私はあなたと話せません。朝起こしたりも、もうしません。全て、自分で管理しなさい。』
私は息子にそう宣言し、関わりなども最低限に、勉強を促すこともスケジュールを立てたりも一時的に辞めました。
どうだろう?息子は自律的に動くだろうか?
少しは考えて、生活するようになるだろうか?
1週間ほど様子を見ておりましたが、なかなか面白いことになっていますね😩そんな息子の“サナギ”の今を記録します。
ま、そうそう上手くはいきまへんわ💦結局息子は学校遅刻、登校不能、一時的に機能停止をしています😩
今、彼は蛹なのです。羽化🦋できる日を辛抱強く待ちたいです。
一時的に息子と距離を取った、その後
朝、起きてこないじゃないか…
先週の記事でも書きましたが、私は息子の“友達への態度の悪さ”を許し難い!と思ったことをきっかけに、こんな宣言をしたのです。
『あなたがそういう考えならば、私はあなたと話せません。朝起こしたりも、もうしません。全て、自分で管理しなさい。』
このことが息子に変化を促すだろうか?
私はこれまで息子を支えてきたつもりであるが、一方で私が全てを受け入れて流してしまってきたために、彼から考える機会を奪ってきたのかもしれないことに気づいたのです。
また、息子のためにと思って言う『指摘』なども、彼にとっては否定的注目になっていることにも気がつきました。そのことが悪循環を起こすというなら、一旦離れることも良い選択だと思われました。
何より、正直私も辛いのです。良かれとやってもまるで揚げ足をとるように、なんでもかんでも“お母さんのせいだ”と罵られることが辛かった。お母さんのせいだと喚いている以上は息子に成長はありません。
だったら全部、自己責任でやりなさい。
そうして私は一時的に息子と距離を取ることを試みました。
息子にしっかり自分と向き合って、友達への態度を反省したり、今後の自立について考えるための好機となってほしいと考えました。
そんな宣言をしたのが週末でした。
週が明け、平日の朝がやってきました。
宣言通り、その日の朝は私は息子を起こしませんでした。そんなことは息子の就学以来初めてです。
私は時計を見るたびにハラハラしながら、それでも起きてくる気配のない息子に気が気ではなかったけれど、臨床心理士さんの『朝起こさないことで学校に遅れるならオンライン授業を受ければ良いし』というお言葉は仰る通りだと思いながら耐えました。
それに私は息子に目覚まし時計を買い与えてあるのです。私はやるべきことはやったはず。
(ちなみに息子は幼い頃からカエルグッズが大好きで、カエルが付いているものを見ればよく欲しがりました。彼の目覚まし時計もカエルです🐸↓)
だけどねぇ😅
案の定?、息子はその朝、時間通りに起きることはありませんでした。その週は結局、月曜日から金曜日まで5日連続で登校不能。起きる努力もしないままに、午前10時頃までベッドでゴロゴロしておりました。ちなみに木曜には担任教諭よりお電話をいただき話を聞いた限りでは、木曜頃からオンライン授業も受けていないということです。
今日はオンライン授業にもログインしてきませんでした。ずっと部屋にこもっていますか?何してますか?
彼は何を思っているのだろう。だけどもう、誰のせいにも出来ません。息子はずっと不機嫌だし、言葉少なに過ごしているようではありますが…。
塾にも、行かないじゃないか…
息子は週3で通塾をしております。これまではこれも私が声かけをしておりました。そんな声かけももうしません。
1年以上通ってきた塾だもの。何曜日の何時から授業があるかくらい、さすがに知ってるでしょう。
だけどねぇ😅
通塾の時間になっても息子は部屋からちっとも出てこねぇ…😩
これを放置するかは非常に難しいところです。カリキュラムの都合もあるし、お月謝だって高額です。
ちょっと声かけをしてみました。
今日は塾の日よ?
今日が塾だなんて知らなかったよ!
私はとても驚きました。彼は本当に本当に『知らない』のか!?この1年以上、そこまで何も考えずに生きてきたと言うのだろうか。それとも拗ねているだけなのか?
しかし息子はプリプリしながら、
今日は何を持って行けば良いの!?準備は!?
え!?定例の科目も知らないの!?
テキストとノートと、そういえばそれらも私が全部を間に合うように用意して、連絡帳もビシッと書いてリュックに入れるだけにしていたけれど。
息子は自分でテキストを放り込むようにバサバサと準備をして、私の顔をチラリとも見ずに出かけていってしまいました。
外は雨でした☔️それでも息子は傘を持って出ませんでした。出かける前に、窓からちょっと天気を確認しようとさえもしないのです。
それも全て、いつも私が毎度こう言ってたからかもしれません。
雨が降っているから、傘要るよーん!
本当に私は彼から“考える機会”を奪ってきたのかもしれませんね…私も大いに反省をするべきです。
しかし、そんなことももう言いません。濡れても死ぬわけじゃないのです。塾まで外を歩くのはたった5分程度であるのだし。
傘を持ってこればよかったなぁ…
息子が自らそう思う経験をするには、あまりにも遅いとも思いました。
あまりにも何もできない息子が、母親である私にいちいち悪態をついたり突っかかることは問題でした。それについては親父が一喝。
なんでもかんでもお母さんのせいにするんじゃない!自分の予定くらい自分で把握しなさい!
その後からは、息子は午前中のうちには家族共用の予定表(←Alexaに聞けばわかる)を確認するようになるなど、少しは変化が見られるようにもなりました。
なるほどね。『やり方』を知らせてやれば、少しずつでも出来るようになりそうです。
やっぱり息子はわからない
私も息子も、今は非常に辛いところです。
この1週間、彼は学校に登校できていません。彼の精神状態が心配です。また、友達に対する態度は、彼らの友情にも少しばかり影響を与えてしまいました。
『📨息子君が落ち着いたら、また一緒に勉強しましょう』
後日そう先方のママから連絡があり、1年近く続けてきた英検勉強会は事実上の頓挫です。だけど、彼の今の態度のままでは同様のことは再び起きると思うのです。息子にとっても、振り返って気づきとなってほしいのです。
だけど、やっぱり息子はわからない。
友達に嫌な思いをさせたことはわかるよね?子供同士できちんと話し合った方がいいと思うよ。
なんで?あれはお母さんが無視しなければ起こらなかった。お母さんが悪いでしょ。
そうしてずっと人のせい人のせいにしていくことで、彼の世界は一体どうなってしまうんだろうと心配です。なんとか話し合って気づいてもらいたいとは思っています。
だけどもう、それは親相手では難しいのかもしれません。
放っておけばいいよ
そうなんだけど。それもまた、私はとても辛いのです。
失敗を促すことが一番、という考え方もあるそうだ
息子の新年度、電子機器依存から始まった睡眠不足と癇癪増加。そんなふうに出来た流れは、今まさにこのような様子で澱んでいます。
だけどここは正念場でもあるでしょう。
いくつかのアドバイスももらいました。
当サイトを読んでくださる友人からは、発達外来の指導において『失敗を促すのが一番』という考え方があることを教わりました。
確かに最近の息子の様子は、まさに“目の前に落とし穴があることがわかっていて、その穴に向かって歩かせたらまんまと落ちた”という表現がピッタリくるような気がしています。
たぶん、それが最善手!
そうかもしれない。失敗すると分かっていても、歩かせることが大切だということですね。
また、こんなご意見もいただきました。
一旦、離れる。いい選択だと思います。
理解し寄り添うことと、全て受け入れて許してしまうことは違う。親が毅然とした態度で子供に向き合い、いけないことはいけないと教えるのは大切なことですね。
「見放す」作戦ですが、私も否定的注目をするくらいなら距離をとるほうがいい、という意見に賛成です。ただ、やり方によっては「あなたがダメだから罰として無視します」という、それ自体が否定的注目になりかねないかもしれません。放置ならきっちり放置することがポイントだろうなー。
「サナギってる」というやつですね。あとは羽化しかないから💪
ちなみに木曜日には、担任教諭よりお電話で、
金曜は遅れてでも必ず登校してください、待ってます。
こう言われたものの、それでも彼は学校に行くことはありませんでした。翌週には大きな行事が控えていたので、その準備もあるから必ず来てねと言われていたのにも関わらず。
彼にも何か思うところがあるようです。少しずつ気持ちを掘り下げ話をきくうちに、息子の本音のようなものも聞かれ始めているところです。それはまた、別の機会に記録しようと思います。
今日の最後に。
息子は難儀な男ではありますが、彼には彼の考えがあり、また、私の責任も大きいです。
それでも私の責任の部分について多少の言い訳をするならば、2020年の一斉休校の時、息子の崩れっぷりはそれはもう、あまりにも酷いものでした。生きるか死ぬか、そういうレベルであったかどうかはわかりませんが、少なくともこの頃の私は息子の状態を見ながらいつも『このまま居なくなってしまうのではないか、取り返しのつかないことになるのではないか』という想像がどうしても頭から離れなくて、怖くて怖くて全く目を離すことができませんでした。
だからここ1〜2年は、とにかく息子を生かし、彼に自信を育むことが最優先だと私は思ってきたのです。
出かける準備や忘れ物対策、スケジュール管理も受験勉強も、彼の自尊心が傷付かぬように損なわれることのないようにと、自信をもってスムーズに軽やかに社会生活を送れるようにしてやりたい、その一心で手を出しました。息子の時間の見通しの甘さや、身の回りのことを順序立ててやることへの困難は彼の特性とも言える部分です。それは親が手助けをして、後からいくらでも時間をかけて身につけていければ良いじゃないか、あれもこれもを同時に要求すれば混乱するし難しいだろう、生活の術を身につけることは彼が彼らしく生きられる環境を得た後からでも遅くはないと、私は心から思い込んでいたのです。
だけどもう彼は思春期です。
そうやって親が手を出すことに(出さないことにも)反発し、うまくいかない全てを『お母さんのせい』にすることで彼の成長を私自身が止めてしまっている状況です。
彼は今、自分と向き合う必要があるのですね。今は彼は“蛹って”ますが、いつかきっと羽化してほしい。
どうか、どうか幸せになってほしいと心から願っているのです。彼の力で、出来るところまでの自立を見守りたいと思います。
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