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私1人でリフレッシュ

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親子登山

みなさんこんにちは✨

5月初旬より息子が選択的不登校となりまして、以来、“私1人の自由時間”を持ちづらくなったことは問題でした。気にしないようにしておりましたが、私もだんだん息苦しくなってきていて、どこかでリフレッシュの機会を持ちたい、できれば山に向かいたい。そんな思いが噴出したのが6月中旬の日曜日。

この日は夫に全てを丸投げし梅雨の合間にササッと出かけた、本当に久しぶりの私のリフレッシュソロ登山に行ってくることができました。

一応カメラも持っていって、動画も作ってみましたよ(↓)。だけど息子がいないと寂しいね💦

【南高尾セブンサミッツ】トレーニングに最適!高尾山ハートルートでソロ登山

息子がいなくてちょっと寂しい気持ちでしたが、それでも自分1人のペースでどんどん歩いていける山歩きは本当に気持ちの良いものでした。すっかり気分も晴れました。行って良かった、楽しかった✨

そして私は『こんな山歩きを目指したい』という、なんだか私自身の登山スタイルも見つけられたような、新しい発見もありました😊

皆様も、毎日大変だと思います。どうか、どうか上手にリフレッシュをしていただけますよう願っています🌟

南高尾セブンサミッツを踏破せよ!

自分がどれだけ歩けるかに挑戦したい

セブンサミッツ。

それは登山家の憧れ。

一般的には、セブンサミッツ(Seven Summits)といえばそれは“7大陸の最高峰”を示します。

セブンサミッツはアジア(エベレスト:8,848m)、ヨーロッパ(エルブルース:5,642m)、北アメリカ(デナリ:6,194m)、南アメリカ(アコンカグア:6,959m)、オーストアリア(コジオスコ:2,228m)、アフリカ(キリマンジャロ:5,895m)、南極(ビンソン:4,892m)の7つの大陸で最も高い山を指すもので、この7つをすべて登った登山家は“セブンサミッター”と呼ばれます。

素敵ですね。素晴らしいですね。世界でも本当に限られた人しか達成できない偉業です😊

うーん🤔わかんないけどオーストラリアの最高峰くらいの標高であれば、もしかしたら私にもいけるかも?🤔また、アフリカのキリマンジャロも、距離は長いが難易度は決して高くないと聞いています。これは以前に私がアフリカで仕事をしていた時に、研究者仲間の友人がかつて登ってきたと言ってました。羨ましいなと色々話を聞かせてもらったことを思い出します。

エベレスト。いつか見にいくだけでも行ってみたい!

そんな地球規模に壮大な“セブンサミッツ”ですが、なんと東京の、あの高尾山にもあるらしい🤣

なんですって!?

それは『高尾山口駅』を起点とし、東高尾山稜から南高尾山稜をつないで高尾山に至る縦走コース。コースの中で7つの峰を踏破するので“南高尾セブンサミッツ”と呼ばれています。

素晴らしい。

高尾はともかく、字面がとても良いですね👍

そちらのコースは総歩行距離は約16km、登山の難易度の指標となる獲得標高は1,200mにもなるらしく、それはもう十分立派な中級山稜!歩きごたえもありそうです。(一般的に、獲得標高1,200m以上が上級登山の目安です)

そんなわけで2022年6月中旬の日曜日、私は本当に久しぶりに1人で山へ向かいました。ソロで山に入るのは、出張ついでに行った京都の比叡山以来です。

普段の私は息子の分の水や、万が一のための装備なども念入りに持って歩くのですが、今回はそんな荷物も不要です。私はついつい小さい容量のトレランザックまで衝動的に買い足して(←ずっと欲しかったのよね😊)、この日はとにかくリフレッシュを目指すこと、そして最低限の荷物を持った自分がどれだけ歩けるかを確認したいと思っていました。

高尾山は誰が行っても楽しめる

登山でも、してみるか。

そう思ったら、東京の人はまず絶対に『高尾山』に登ります。なんならベビーカーを押してでも登っていける初心者向きの山ですが、山に慣れたからと言って卒業するにはあまりに惜しいのが実際です👍

高尾山は、やっぱり便利な山なんですよ。

まず第一に、交通費がかかりません。都心から近いし、ちょっと標高の高い山に行けば2万円や3万円、それ以上にもかかり得る交通費だって、新宿から片道400円弱で到達することが可能です。

そうそう、今回の山歩き中に一緒になった男性(←動画にもチラッと写っています)も、こんなことを仰っていました。

一緒になった人
一緒になった人

定年後から、週に3回高尾山に通っています。往復の交通費も千円以下、体重はもう8キロくらい落ちました。

そうなのよ。ちょっとした習い事に通うくらいなら、電車に乗って高尾山に行ってしまえば良いと思う!そんな位置付けのとても便利な山なのです。

ただね、高尾山はどうしても混雑がひどいのです。

高尾山本体(←変な言い方ですがw)はとにかく混みます。山頂なんかはいつも人がごった返していて座る場所もないくらい🤣

それではと“奥高尾”にも目を向けてみてもこちらも結構混んでいます。奥高尾の陣馬山〜高尾山はとても有名な中距離縦走コースで週末などは人がたくさん集まります。

しかし一方、今回歩いた“南高尾”は全く混雑していないことには驚きました✨これは大きな発見でした。なんでだろうね。あまり人気がないようです。たぶんだけど、木ばっかりで景色があまり良くないからかな?と思います。黙々と歩くには最適なんだけどね。トレーニングにも良さそうです。

そしてこちらのコースのさらに面白いポイントが、高尾山口駅を出発して、時計回りに全長約16キロの歩いた軌跡を地図で見ると、なんとハート型になるのです🤣

『高尾山ハートルート』と呼ばれるコースです。

そう、こちらのコースは歩ききったその先に、ハート型に歩いた可愛い地図が出来るのです。歩いてみれば大きな大きな充実感と、ちょっと幸せな気持ちも感じられる、そんな中級者向けのコースだったと思います。

高尾山周辺には、他にも『北高尾山稜コース』というのもあるそうです。こちらもトレーニングに最適な、ややキツいコースであると聞いています。

いろいろなコースがある、実はとても奥が深い高尾山。本当に誰が行っても楽しめる素敵な山です😊少し大きくなられたお子さんを連れてでも、ゆっくりと歩いてみてはいかがでしょうか😊コース自体は危険箇所もなく、万が一怪我をしたり体力的に厳しいなと感じれば、短い距離で街へ出られるエスケープルートもありますよ。

高尾山を卒業するにはまだまだ早い。もっともっと高尾山を楽しみたいと思っています⛰

いざ、セブンサミッツへ!

前置きが長くなりました。

登山道の様子は動画を見ていただければと思いますが、本当に楽しい山歩きでした。

高尾山口駅をソロで出発!

南高尾山稜への入り口は、まさかの他所様のご自宅裏のこんな細道を入ります。

すごいところへ入っていきます。構わず進みましょう。

少し歩けば『四辻』という分かれ道を草戸峠方面に向かい、その後は景色の変わり映えのしない林の中をただひたすらに歩きます。

その中で、7つの山を登ります。

  1. 草戸山(くさとやま、354m) 
  2. 榎窪山(えのくぼやま、420m) 
  3. 泰光寺山(たいこうじさん、475m) 
  4. 入沢山(いりさわやま、490m) ←『天空レストラン』という愛称のとても素敵な山頂です
  5. 中沢山(なかざわやま、494m) 
  6. コンピラ山(コンピラやま、515m)←こちらもテーブルがあり、ランチに最適
  7. 大洞山(おおぼらやま、536m) ←南高尾セブンサミッツの最高峰

これらの山々の標高自体は低いのですが、この7峰を全て歩き通したら、なぜかその獲得標高(登ったり下ったりするなかでの“総登り標高”のことです)が1,200mになるっていうからびっくりです。

1,200mって言ったら、丹沢の大倉尾根と同じですよ。本当に歩きごたえのあるコースですね💦

途中、こんなふうに眺望がひらける箇所も時々あります。

綺麗な景色も時々は見られます。

さらに面白いのが、ベンチがめっちゃたくさんあって休憩場所が多いこと。さらには森の芸術家による彫刻なども見られます。

龍のベンチ。これは格別です。

頻繁に現れるペンチで休み、山頂でランチを楽しんだりとか、そんな歩き方も楽しいでしょうね。今度はきっと息子や山仲間たちと訪れたいなと思いました。

もっと長い距離を歩いてみたい

今回、私はこの南高尾セブンサミッツをを歩いてみて、

私

16kmは余裕である。

もっともっと長い距離を歩いてみたい。

そんな想いがとても強くなりました。

そのためにはもう少し鍛えておかなくてはなりませんが、私が求める登山スタイルはどうやらそこにあるのではないかと気付いたのです。

“登山”と言っても、その登山スタイルは人それぞれです。

絶景が見たいという景色派や、とにかくたくさん登頂するにこだわりたいというピークハント派もいるでしょう。全国の百名山の名峰を1回ずつでも登りたいという人もおられる一方、決まった山を毎日のように登る方もおられます。

私はこれまで、息子と山を歩ければという親子登山派だったのですが、それも徐々に難しくなってきた今、私は私自身の本当の趣向を大切にして、自分らしい登山スタイルを目指してみたいと感じました。

それがきっと、“ロングコース”だろうと思うのです。

日の長い季節に30kmや40kmを歩いてみたい。なんなら車中泊とテントを担いで70km、90kmという長距離を数日かけて歩いてみたい。その中で各地の名山を少しずつでも訪れたい。私はそんな登山をしてみたいと思っていることを自覚しました。

もちろんね。百名山の名峰もどんどん回って行きたいですよ。

この夏だって、もしもこのまま息子が意欲を取り戻さずに中学受験もしないのならば槍ヶ岳や穂高連峰、北岳や剱岳などへの計画も十分想定されています。息子は元来が冒険好きな素質もあるので、誘ってみて来てくれれば喜ぶだろうと思います。

だけど本当に息子が自立したその後は、私は1人で山に入って、ずっとずっと遠くまで歩いていける、そんな登山をしてみたいなと憧れを持ち始めているところ😊

こればっかりは、丈夫な体に産んでもらった両親に感謝をしなくてはなりません。

その実現に向けて、私はこれから少しずつ距離を伸ばした“ロングコースへ”の挑戦なども始めていこうと思っています。次は25km程度の行程を計画しています✨

そんな話はいずれまた、書かせてもらおうと思います。それではみなさま、良い週末をお過ごしください💓

良かったら今回の動画もチラッとご覧くださいね(↓)

【南高尾セブンサミッツ】トレーニングに最適!高尾山ハートルートでソロ登山

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