みなさんこんにちは。
今日も当サイトへお越しくださり、ありがとうございます。
今日は30年前に大きな地震のあった日です。当時は私も中学生で、明け方に大きく揺れたことを覚えています。忘れられない日です。今朝は私も黙祷をさせていただきました。
さて、先日の記事で、私は我が家の息子(14歳)は今やもう、立派な家庭の戦力であることを書きました。
息子の働き者ポイント抜粋:
- 妹の面倒をとてもよく見てくれます。
学校の宿題の確認や、私が仕事などで不在であれば荷物の多い日の妹の下校時のお迎えや、ダンスやピアノの習い事への送迎も担ってくれます。彼は“近所で評判の優しい兄ちゃん”というポジションをすっかり確立したようです。立派すぎる👏 - 洗濯も完璧です。
朝起きれば、自分がシャワーを浴びている間に洗濯機を回し、もちろんその際、洗濯物の素材等による仕分けもしっかりしてくれます。その後ベランダに干し、夕方には取り込んで、家族それぞれのカゴに放り込むところまで👏 - 掃除機も毎日かけてくれる。
掃除機を新調しました。息子が新しい掃除機に求める機能ををしっかり選んで買いました。彼が一番使うからです👏 - 食事の後片付けも上手です。
息子だけ朝食がやや遅いので、彼が後片付けをしてくれます。予洗いをして、食洗機に入れ、洗浄が済めば食器棚に仕舞ってくれる。夜に親がお酒を飲めば、夕食の片付けも担当してくれることがあります👏 - 料理もさらに上達しました。
両親共に帰りが少し遅いとなれば、家族の夕食まで作ってくれる。先日に私が留守にした際には、息子は妹にオムライスを作ってくれたと聞きました👏
いやいやほんとに。すごいんですよ。
息子に家事能力が備わったことは、もちろんこれから彼が何十年と生きる上で必要な生活力を備えたというのみならず、今の我が家に多大なる恩恵をもたらします。
それはいわば、小学校低学年の子がいる家庭に、自ら動ける大人が3人いるようなものなのです。
今の我が家の生活基盤の安心度はそれはもう、盤石と言っても過言でない。安心して分担できるし、任せられます。本当に息子を頼もしいと思っています。
少し前のことですが、そんな息子に異変が現れたことは驚きました。今日はそれを記録しようと思います。
ある朝に、息子が困った顔で言ったことは、
おかーさーん、手がカサカサで、かゆいんだけど…
確かに彼の手はやや荒れていました。
何日か前から気になってたけど、酷くなってきている気がする。
ありゃ?手湿疹かな?
息子の父親である夫は肌が弱いということで、夫が水仕事をするときにはいつも手袋をしています。そうでないと、すぐに真っ赤に荒れてしまうのだそう。夫は若い頃からいつも塗り薬を持っています。
ありゃー、かわいそうに。息子はお母さんそっくりだと思っていたから油断していたけど、そういやお父さんの子でもあった。変なところばっかり似るものだなぁ…(←ホンマにな)
すぐに皮膚科に行ってきなさい。
行ってきなさい。
皮膚科は初めての場所だから、お母さんも行って欲しい。
はいよ。そうやって人に助けを求められることは立派なことです。すぐに行こうね。
皮膚科は駅前にあるらしいよ。ここが良さそう。(←自分で調べて超えらい!)
初診でも予約ができると息子が調べてくれたので、息子は自分で予約フォームに入力をして、私たちはすぐに皮膚科に行きました。
今日は学校はお休み?
あ、僕は学校に行ってませんので。
おー!これは“主婦の手”だ!たいしたもんだ!
家事をたくさんやる人はよくこうなるよ、いいお薬があるから心配しないで、しっかり治していきましょう。
よかったです。ありがとうございます。
医師に“主婦の手”と言われた息子の、治療法を聞くのを横目に見ながら、なんとなく、そっと自分の手を隠してしまった私の心境は複雑でした。
…ちょっと息子に頼りすぎたかしら?
…いや、でも実際に助かってるし。
…もしや虐待とか、そんな言葉は出ないと思うけどどうかしら。(←無理矢理やらせているわけではないはずであることを申し添えます)
そんなことをハラハラと想う私をよそに、息子は自分で会計も済ませました。
帰ろう。次からはこの病院も1人で来れると思うよ、大丈夫。
とにかくも、家族の一員として立派に役割を担う息子を改めて労い、感謝の気持ちを伝えなければならないなと、私は強く思いました。
学校に行かなくなって、息子の生存戦略だとまで思い込んで押し付けた中学受験も受験日までたどり着かず、癇癪を起こしては床を転がり、家事を教えようと思っても反発し、難癖をつけ、否定をし、息子は口がかなり立つので家の中はすぐに言い合いになりました。
振り返ればそれは、2年半ほど前のことでした。
それが今ではどうだろう。
あの時、息子のこんな成長を私は思い描くことはできていなかったと思います。息子がこんなに、自立に向かう能力をしっかり伸ばすだなんて。とてもそう思える状況ではなかったのです。
長い時間がかかりました。
親の根気、諦めない気持ちもそうでしょう。
それは全て、息子にどうか、どうか幸せに生きていって欲しいという、ただそれだけが親の願いであるのです。
本日公開です(↓)
(余談)言い訳かもしれませんが、私の手が綺麗なのは、お世話になった方からのいただきもののハンドクリームを使っているからだと思います! (๑•ㅂ•)و✧
息子愛用の掃除機はこれ(↓)
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