みなさんこんにちは。
今日も当サイトへお越しくださり、ありがとうございます。
私事でありますが、この4月から、私はある私立高校で教壇に立つことになりました。急な話の流れのままに決まった新しいお仕事ですが、ええ、私は流れには逆らわずに乗る派です😎ちょっとここで、私はまた新しい経験を積んでみようと楽しみです。

それは先日、私の研究者時代からの友人で、今は私立高校で理科主任を務めているという人からポンと連絡が入ったことがきっかけでした。

ねえ、暇でしょ?


うん、暇じゃないことは知っているんだけど。
こちらの学校で理科の先生が辞めちゃってヤバいの。募集しても良い人がなかなか集まらないの。来れない?

本当は常勤で来て欲しいんだけど、ここはもう非常勤でもいい、週に何日かの勤務でもいい!
来れない?


まぁ、週に数日くらいなら…話だけでも聞こうか(←何様w)
今は学校の先生も、なかなかなり手がいないのだとは聞き及びます。その影響があるのでしょうか。
また、急な人探しって、どんな業種でも職種であっても大変です。まさかのここで高校教諭は未経験である私にまで声がかかるとはと驚くけれど、確かにさ、高校の先生って、“誰でも良い”ってわけにもいかない仕事の一つだろうし、それならば人柄や経歴がもう分かっている友人(=私)の方がマシだという、そんな判断に至ったものかと思われますね。
せっかくできた流れです。友人もどうやら本当に困っていそう、それに私はたまたま教員免許(高校理科)も持っている。私にもきっと出来ることがあるだろう!
ということで、私はこの春からある高校で、理科の授業を受け持つことになりました。

それにこれは、私にとっても良い機会だと思うのです。
何よりもの一つ目は、私のこの経験は、これから高校進学を控える最愛の息子に出来る話を増やすだろうと思うこと。
次に、これまで独自に子供の発達・ギフテッド・高IQの育ちを探求してきた私はどこか漠然と、もっと色々なお子さんと関わってみたいと思っていたこと。そして出来るならばこの先はいずれ、教育の方面へキャリアを伸ばしていきたいなとも思っていたこと。
さらに言えば、今の現場の高校教諭のネットワークが得られるかもしれないこともそうでしょう。“先生”という人たちが、どんな人たちであるのかについての実際を、内側からも知ってみたいと思いました(↓)。
誘ってくれた友人の話も、とても興味深いものでした。

今の子がそうなのか、この学校の生徒がそうなのかはわからないけど、「やりたいことしかやりたくない」という生徒がとても多いように感じている。

息子みたいな、しかし学校にちゃんと来ている学生さんが、何人も居るっていうのかい?それはますますその世界に入ってみたい。

ちゃんと来てる…わけではないな、笑。ヘソを曲げたのか、一時的に学校に来なくなったりする子が普通に居る。

今の時代がそうなのか、その子が特有にそうなのか、興味深いね。

大型ドライバーもやってたんでしょ?子供に大人の多様性ってやつを存分に見せてあげてちょうだいよ。

というわけで、勤務校から教科書も借りてきたのでもうそろそろ高校理科を必死に勉強して行かなければと思っています(←着手はまだ)
折しもこの春は、私の息子にも動きがあったところでした。ずっと不登校を継続してきた息子ですが、ついに彼は高校進学を視野に入れ、つい先日に私立中学校への編入の機会を掴み取ってきたばかりです。

高校には行こうと思う。塾にもいきたいと思ってる。

良い機会です。
私は誰より息子のことを気にかけているけれど、私は息子のこの先の人生を一緒に歩いてやることはできません。彼の人生はもはや彼が切り開かねばならない時期にきています。
私が出来ることがあるとすれば、食べさせ寝させ健康管理を覚えさせ、たまに励まし元気を出させ、黙って学資を支払うことと(苦笑)、そして最も身近に存在した一人の大人としての背中をただ見せることだと思ってる。
つまり、母ちゃんも春から新環境で頑張ってみようと思っている、だからあなたもやれるところまでやってみろ、愛息子!一緒に一歩を踏み出そうぜ!って、笑うことだと思っています。
居場所をたくさん作ってみよう。
どんなことでもやってみよう。
最初は怖いし怯むだろう。
だけど点と点が繋がっていくことから見え始めるこの広い広い世界には、きっとあなたと支え合い、分かり合える人もたくさんいるんだと思うのよ。物怖じせず、好きなことを追求する生き方が、晴れやかな大人の姿の一つなのかもしれないよ。
って伝えるためにも、私も春から新しい未来への挑戦に乗り出そうと思っています。
どうか息子の未来に幸多からんことをと願い続け、私もまた精一杯に頑張ってみようと思っています。
ーーー書籍紹介ーーー
当サイトを介してずっと繋がっている友人より、強いおすすめを受けて購入し読み始めたところです。思うようにいかないという子育ては、誰の思惑にハマらないから悩むのか?
“今の社会は子供を家畜化している”“子供はもともと野人である”“子供を野人に戻そう”という、それもまた子供を育てる上での親の強い覚悟であると、深く頷かされる書籍です。
子供を家畜化、って、絶妙な表現であると思います。今の社会はほんまそれ。今は何をする時間だよ、この枠の中で育ってね…って。それに対し、私の息子のような子は家畜化には真っ向から『No!』を突きつける子なのでしょうね、だから息苦しいのだと思いました。脱家畜化社会に向けて、人々の意識が変わることが求められます。
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