みなさんこんにちは。
今日も当サイトへお越しくださり、ありがとうございます。
全国的に荒れた天気で、日本海側の大雪などのニュースに触れては心配な気持ちがよぎります。皆様はいかがお過ごしでしょうか。
少しだけ、久しぶりの更新になりました。
私たちは元気です。そして相変わらずかもしれないけれど、動きがあって、怒涛の日々を過ごしております。それもまた、いずれまとめて記録したいとは思いますが、今日は徒然と休息の日々を記録します。
私は大型ドライバーの仕事を昨年末で退職し(転居したので通勤がとても大変になったためです)、今は特段の出勤を要する仕事をしていないので、割と自由に時間が使えます。
家のことや子供たちのこと、これからのことを考える時間がゆっくり持てていて、夕食後には最近娘がハマっているアニメを一緒に見たりとか(↓)、
そんな時間が持てることもまた、幸せなもんだなと感じながら過ごしております。
ずっと忙しかったので、今は一時的にこういう時間もあってもいいだろうという理解。私もまた、いずれ何か働くこともあろうから、今はアイドリング期間です。
ギフテッド・2Eの特性として、過集中や全力疾走してしまいやすいことが挙げられます。
息子もそう。やるとなったら全力でやってしまうから、途中で息切れして疲弊する。そんなことがこれまでも度々あったのだろうと感じています。
エンジンを、あっためてから走り出す方が良さそうです。
寒いのに、急にエンジンかけて走り出したら燃費が悪い。
エンジンをあっためるとは、具体的には自分の心のありようを整えることだと思います。覚悟を決める、と言いますか。
息子を見て、そして自身の経験からもそんなことを感じていて、それもまた生存戦略の工夫の一つかなーと感じているところです。
ところで、私の最近の楽しみの一つは、小松菜です。←なんのこっちゃ、笑。

お料理に使って切った小松菜の根元部分が、私にはなんだか生命力を残しているように感じられて、ふと、お豆腐が入っていた空き容器に水をはって、窓際にそっと置きました。するとやはりまた葉っぱが伸びてきて、ちょっと可愛い感じに育ってきたのがとても気に入っています。その育ちを眺めることが、私のささやかな楽しみです。

子供が不登校であったり、五月雨登校、特性に振り回されて大変な思いをされているご家庭も、私の周囲にはたくさんあります。大変です、本当に。
だけどその中でも息子を褒めたり、なるべく良い面だけを見るようにして過ごしていきたいなとゆったりと感じていられるのも、日常に少し余裕があってささやかな幸せを見つけるようにしているからかもしれません。
褒めポイントは、探すしかない。我が家も以前はそうだった。

息子を褒めろと言われても、褒めるところなんかなんもないわ💢
そう思ってきた時期が長かった、我が家も本当にそうだった🥲そういう時は、一つはこう思ってた。

まぁ、ちゃんとご飯食べてるし、えらい。
ハードル低すぎ。でも、仕方ない。精神衛生のためである。

夜遅くまで起きているようだが、完全に昼夜逆転しているわけではないことだけはえらい。

トイレットペーパーがなくなったのをちゃんと補充してくれていた、えらい(←世の旦那様方の中にもできない人もいるらしいですしね)
同時に自分も褒めてきた。

何を提案すれども息子は動かぬが、こうやって次々に見つけて来れる広いアンテナを持っているのは私のとても良いところだなー。
成果がなくても、自分で自分を褒められる私はなんとえらい人なのかと思うようにしてきました。成果がなくても、褒めていい。
不登校の息子もそう。ダンゴムシではあるけれど、辛いものを『辛い』と言えて偉かったと今なら思うところです。
比較的最近のことですが、私は知人と話していて、不登校の子どもの話題になりました。その方はこう仰いました。

みんな学校は辛いんだよ。でも友達に会えたり部活動とかしたりして、なんとか行っているんだよ。

みんな、学校は辛いのか?学校は、そんなにも我慢をしていくものなのか?今の我慢が明るい将来につながる保証は本当に本当にあるのだろうか?仕事が辛い、ブラックだと言い精神に負担を抱える大人もたくさんいるのに。人生は、どこまで行っても我慢我慢の連続なのか?
学校にいくモチベーションも、友達だったり部活だったり、それも変な話です。教育を受けに行っとるんと違うんか?教育の質はどうなっているのか。授業に楽しさは見出せないのか?
日本のこれまでの教育が、時代にそぐわなくなっていると皆が気づいているはずです。画一的な横並びが暗に求められ、右向け右という号令でサッと右を向ける、それがいわゆる内申点が高くて学校内では喜ばれる子どもでしょうか。
それは教師からも自由指導の裁量を奪い、『右向け、右』ができない子たちのエネルギーや発想力や自己肯定感を削いできた。
私の息子は、どうやらその右向け右に適応できないだけだった。息子が悪いわけじゃない。教育の側が、歪んだ制度だったのではないか。それを辛いと言えた息子は、偉かったんじゃないだろうか。
毎日学校に行っているお子さんや保護者の方のお話を聞く機会が私には不足していたから気づくことができなかったけれど、みんな“我慢”をしているのかなと、ちょっとお気の毒にも感じてしまったものでした。
実際のところはどうでしょうね?気になります。
ーーー書籍紹介ーーー
ずっと以前に拝読した本ですが、最近縁あって再読しました。社会全体の課題を“学校化”という視点で指摘してくださる書籍ですが、お子さんを育てるすべての人にも肩の力が抜けるような、呪いから醒めるような感覚をもたらしてくださると感じます。おすすめです。
ーー📢お知らせーーー
2025年4月下旬(日程未定)に、久しぶりにオフラインでの情報交換会を開催する予定です。また詳細が決まりましたらアナウンスをさせていただきますが、ご関心のあられる方はご予定いただけましたらと思います。
【第8回のテーマ】
▶︎ 社会の中での高IQ/2E児の生存戦略〜学校の“その先”の人生に思いを馳せる〜
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昨夏の情報交換会の様子です(↓)
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