みなさんこんにちは✨
東京もね、ずいぶん今日は暖かいです。天気予報での最高気温は24度にもなるそうです。ポカポカでしょうね。
だけどね、私の息子は今日もダウンジャケットを着て登校しましたよね😩『今日は暖かいから、ダウンジャケットはやめて!』と訴える私。
着ていくだけ!着ていくだけだから!
だけど息子は半泣きでした。やっぱり彼は、冬から春への衣替えが苦手なのです😭
まぁね、でもね、ここで揉めても仕方がないの。
今日のところは時間もないし私が退いて、息子に任せることにしておきました。時間をかけて、ゆっくり対応していきたいと思います。
さて、私は先日、息子の特性に関して下記の記事を書きました。この日、息子は私の『時間に余裕を持って』という言葉が理解できずに大爆発を起こしたという話です。
これに対し、私は当サイトを読んでくださる方からアドバイスを受け、
『10分前行動』を大前提としたプログラミング手法で対応していけば良いじゃないか!
と意気込みまして、様々なシミュレーションをしながら息子にそんなプログラムをインプットしたいと目指しました。
だけどねぇ、これがまた…⤵️何度も言えども、やっぱり彼には伝わらない😩
ここで、ふと私は思いました。
一体、どれだけ言えば伝わるのか、いっぺん数えてみたいわね😎
まぁ実際のところは『1回2回…』と数えることはしませんでしたが、果たして言い続けることで彼の記憶に残るのか否かだけでも非常に興味が持たれました。
だから私は色々な言い方で言い続けることを試みました。
ここで重要なキーとなるのは“納得”です。それが為されない限り、どんなプログラムも実行までは至らないのだという前提で、根気良く続けていかなくてはなりません。
さぁ、彼は受け入れられるのか。観察してみた感想などを記録しようと思います。
言い続けることで、まずは『息子が取り乱すこと』はなくなったという段階です。
だけどね、屁理屈のようにも見える“息子の持論”も割と理にかなっている部分もあって、ジワジワ考えるとこれが結構面白いのです。『あなたにはそう見えているのねぇ😊』という彼の世界観をまずは受け入れてみることも、重要なコミュニケーションなのかもしれません。
言い続ければ分かるのか?
当初は断固、受け入れない
先日、いつもは塾の授業開始の“25分前”には家を出ることにしている息子が、
この前遅れそうになった時、走って行ったら15分で着いたんだよ!
という謎の成功体験を得てしまったために、以来息子は常に不必要なギリギリ勝負を挑み続ける羽目になっております。私はこれがとても残念だと感じています。正直なところ『アホかいな😩』って思ってる笑。
だって私としてはそんな不要なギリギリよりも、息子にはどうか少しでも余裕を持って行動するようにして欲しい。もちろん私がそう願う理由も、息子に説明したつもりです。
急ぐとそれだけで視野が狭くなって危ないし、時間に余裕を見ておけば何かあっても対処できるよ。何より、落ち着いた状態で授業開始を待てるでしょう。良いことだらけ!
だから、余裕を持って、家を出ようね。
しかし、私の気持ちは息子に伝わりそうにもありません。
そこで私はアドバイスを受け、10分前行動を大前提とした行動パターン構築を試みました✨
いや、10分前だと敷居が高いかもしれないね、まずは『5分前行動』から始めてみよう。
まず最初に、私は息子に自覚を促したいと考えました。
気づいていると思うけど、あなたには、時間の見積りが甘いところがあるよねぇ?
だから、今度から『5分前行動』を意識しようね!
ちなみにこの『気づいていると思うけれど』とか『本当は分かっていると思うけど』というのは、ある程度大きくなったお子さんに向けては有効な場合がある声の掛け方だということです。臨床心理士さんに教わりました。
しかし私のそんな提案は、当初の息子は小爆発を伴うほどに全く受け入れることができません。
彼の、当初の言い分はこうでした。
5分も前だなんて、永遠に待たないといけないってことなの!?そんなのひどいよ!!
ほうそうか。なかなか素直にプログラムは入らないよね。だけどこんな頑なな息子でも、言い続ければいつかきっと届くのか?
私は長期戦を覚悟して、毎日毎日少しずつでもと根気良く取り組んでいこうと思いました。
“5分前”の意義に納得をできていない
息子が『5分前行動』に反発するのは、何よりもその意義についてを全く理解できていないからに他なりません。逆に言えば、納得さえ得られてしまえばそのプログラムは速やかに実行可能になるのです。
その納得は、一体どうすれば得られるか。
私は息子が落ち着いている時に、話をしていこうと考えました。
1つ目の視点は、時間を守ることは必ず“相手”が関与するという視点です。
例えば、授業開始が17時であれば、その時間を守ることは大切だよ。
社会生活には必ず“相手”が関係している。時間を守れないと先生のお時間も無駄にしてしまうから、遅れていくことは相手に対してとても失礼なことなんだよ。
しかしこの視点では息子にイメージを持たせることは叶いませんでした。これに対する息子の言い分はこうでした。
失礼じゃないよ!
だって今まで遅れたりしても、怒られたり注意されたりもしてないし!
お母さんが勝手に失礼だって決めつけてるけど、そういうことは言われたことはないの!
まぁねー。特に息子は『個別指導』の塾でお世話になっているので、例えが的確ではなかったかもしれません。つまり息子の塾の授業はいつも、“彼が来た時点で開始する”のです。だから息子がたとえば10分遅れて来ても、別に先生やクラスに迷惑だったり損失などは与えてないわけ。もちろんね、支払う月謝はそのままだけど!😩それはまだ、彼の預かり知るところではありまへん。
それならばと、信用という観点からも話をしてはみましたが、同様の理由で息子にゃ全く届きません。
時間を守れないということは、その人からの自分への信用がどんどん目減りしていくことだよ。それは自分にとって大きな損失だよー。
先生からそんなこと言われたことなんかないよ!
よし、ならば次は天候だ。私は日を分けて、息子が落ち着いている時でかつ関連したタイミングを見計らっては何度も息子に言いました。
急いで行ったら15分で着いたっていうけどさ、よく考えてみて?雨の日は走れないよね!みんな傘をさしているから危ないしね!
雨の日はやっぱり時間通りに出なくちゃね〜〜♪
うん、確かに雨の日は走れない!
だけど雨じゃなければ走れるよ!
よしオッケー!それが分かればまずは宜しい、笑!
雨の日は必ず『5分前行動』だからね!
わかったー!
なるほどね、分かって来ました。
とにかく息子には『5分前行動』の意義を理解できる土壌がまだないのです。
だけど雨であるとか、息子にもイメージのしやすいそんな事例を並べていけばきっと伝わるのではないかと思えて来ました。確かに前進はしている、よーし、よーし、この調子。
そうして私は、急ぐと危ないよという事例を挙げたり、塾じゃなくても歯科であったり友達との約束だったり、ひいては家での生活スケジュールに及ぶまで何度も何度も、
『5分前行動』を意識して!
と声をかけるようにしてきました。
まだ試していませんが、今後は『塾の月謝から換算し、1分の遅刻がいくらの損失なのか』という金銭的な面からもイメージさせることを予定してみたいと考えているし、もう少し慣れて来たら
『5分前行動』について、あなたはどういうメリットがあると思う?
と息子自身に考えさせて答えてもらう機会も持ちたいですね。
そうしていくうちに“失敗事例”に出会えばまたそれを“5分前行動の意義”につなげていって、一つ一つ納得させていこうと思っています。上手くいきそうな気がしてきますね。
受け入れられるようになってきた
そんなことを積み重ねるうち、最近の息子はなんとなくではありますが『5分前行動』という言葉自体には大きく反応しなくなりました。なんなら少しずつ受け入れられているようにも思われます。ま、実際に彼が“5分前”を意識して動くかどうかはまだ別問題ですが、とりあえず声を荒げることは無くなりました。
それも5分前行動ね!
はーーーい!
我が家は積極的に、目につくところに“5分前行動”というワードを入れ込みます。
オッケー、分かったー!
もう、今の私は『どれだけ言えば分かるねん!』とヤキモキすることもありません。
何回言えば分かるのかは分かりませんが、まずは500回くらい言ってみれば良いのですよ。とにかく毎日毎日根気良く、タイミングごとに言い聞かせることで少しずつでも前進するという感触を持てています。
コメント
息子にもその「抵抗がなくなる」って段階が確かに存在します!そこワンステップ、私の中でも設定しておきます!「抵抗がなくなる」→「納得する」ですね、きっと。
500回って多そうだけれど、毎日1回言っても1年半ぐらいだから(笑)お互い頑張ってささやき続けましょう。
あとは、アレクサとかシリとか、母でない機械音声に言ってもらうのが効く人には効くみたいよーと、病院の先生はおっしゃっていましたよー。これは人によって好き好きありそうですけどね。
Kさん、先日はありがとうございましたー!
息子さんにもあるんですね、爆発しなくなるタイミング、笑。それを重ねていって、いつか適したタイミングが訪れた時にスッと心に届く瞬間が来るのかもしれません。囁き続けるのも親の務め、しかも1日1回でもたったの1年半か!案外短い、達成できそう!って感じました、笑!何事も先々を見越した全体像をイメージしておくことは親にとっても有効ですね。一筋縄でいかないことは初めから百も承知なのですから、500回くらい軽いもんだと思えてきます。
アレクサのリマインダーも細かく設定してみます。確かに『母』に言われるから抵抗する様子もみられます。なんでも試していきたいです😊100個試して、1個でも当たればめちゃくちゃラッキーですもんね✨
こんにちは。
小学生の次男も、(うちは三兄弟で、その内2人が傾向ありです。)どう話しても伝わらない理解しない入っていかないってことがありました。
「まだ時期じゃないんだな。」とその時はあきらめて、たまーーーに私の気の向いた時に同じことを話してみると、スっと理解してくれたりします。
それは多分、本人のその時の調子だったり、成長だったりのタイミングが来たんだろうなと思います。
結局、毎日500回言うのと同じように1年半かかることもありますが(笑)、私はNaoさんのように息子さんのために気長にコツコツとできる度量がなく、自分のストレス回避優先なので、「本人が勝手に成長するの待ち戦法」です。
これは余談なんですが、子供って、ゆるやかな坂道のように日々少しずつ成長するのかと思いきや、階段のようにある時いきなりグッと成長しませんか?
少し前まであんな感じだったのに、まさに今、進歩した!と割とはっきり分かるので面白いなと。
あれ、うちだけかな?
あかさん、コメントいただきありがとうございます^^
確かにね、毎日毎日言うと本人も嫌がるし、言う方も嫌な思いをする(ことがある)ので本当に根気が要る上にむしろ逆効果なんじゃないかと思うこともありますよね😩成長を待つ戦法もとても重要だと思います。結局、届くべきタイミングでしか届かないの!と割り切りも大事だと本当に思う。
だけど私は小心者でもありますので、『待てどもそんな機会がないまま大人になったらどうしよう💦』と思ってしまうので結局言い続けちゃったりするわけです、笑。ちょうど中庸の方法が最善なのかもしれません😅
階段のように成長が飛躍するというのも、わかる気がします。小さいうちは特にそうです。大きくなってもそうなんでしょうね。お友達とした会話、昨日読んだ本、そういうものをきっかけに子供は日々のきっかけごとに豊かになっているのでしょう😊なるほど、私ももっとドーンと構えた方がいいなと感じます。親の余裕も大事ですね😊