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“10歳の壁”を振り返る

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12歳

みなさんこんにちは✨

子育てにおいて、いくつかの『壁』と名のつく時期があるそうです。

それらは例えば保育園入園の壁、小1の壁、そして10歳の壁(小4の壁とも)とも言われるよう。

壁の向こうにまた壁だらけ。不要に脅かすことはないが、準備だけはしておきたい。

今日は特に、この“10歳の壁”についてを考えたいと思います。

10歳の壁、10歳前後のこの時期は、それはまるで親と子の間に立ちはだかる壁のようです。この時期の子供は、本当に喜ばしいことに心身ともに成熟してきてこそのことなのですが、自分と周りを客観的にも冷静にも見られるようになってくる、そして自分には『できること』もある一方で周囲と比べて『劣っている』こともあることを自覚していくらしいです。

つまり子供にとって、社会的な自我が芽生える時期なのですね。さらにこの時期って、発達の個人差もまだまだ大きい頃なのです。自己肯定感や劣等感など、非常に複雑な感情を自分に対して抱く時期、そして感情のコントロールや判断力も不安定になるとも言われています。まさに思春期の入り口となる時期でしょう(↓)。

そういえば、当サイトで主催した昨夏のオフラインでの勉強会(↓)でもこの“10歳の壁”の話題が挙がりました。

私の息子よりも大きいお子さんをお育ての方々が、口を揃えてこう仰るのです。

Sさん
Sさん

思春期を境にして、特性が爆発したような印象でした。

Aさん
Aさん

うちは、10歳の壁と言われるものを乗り越えられなかったかもしれません。

どうやら私たちの子供たちには、自我が芽生えてこそ凸凹が際立つ、そんな話がありそうでした。

実は私自身はこの勉強会の当時において、この話題にはまだあまりピンときていなかったことが実際でした。へーそうなのかーと思いながら私は他の方のお話を興味深く聞いていました。

だけど私も、今ならわかる。

私の息子は確かにこの時期を境にして、息子らしさが際立ったと思っています。

だから彼はこの時期に、学校へ行くことをやめたのでしょう。

それまでは息子も“学校へ行くことは当然のこと”だとただ流されてきたかもしれません。しかし自我が芽生えるにつれ、それもどうしてもできなく(許せなく?)なった。

また、息子の場合は“思春期早発症”の影響(↓)も多分にあったと思います。

彼の場合はもともと馴染めていない小学校生活において、まだまだ幼い周囲との違いも早めに際立ってきてしまったのだと思います。混乱したと思います。その一方で、息子は一昨日の記事に書いたように、自分が“ただ普通でいたい”とも願っています(↓)。

ところでこの一昨日の記事において、私はKさんからのコメントにハッと気付かされるものがありました。

Kさん
Kさん

「普通」「みんなと同じ」を求めるって思春期の特徴でもあるし。

確かにそういう面もありますね。この時期って妙に人目も気になったり、親よりも友達の言葉の方が届くようにもなる時期です。“普通”や“みんな”のウエイトが、人生で最も大きい特殊な時期かもしれません。

このことで私は息子の場合の10歳の壁を、少しだけ振り返ることができたようにも思いました。

これまでも、息子は“当たり前”や“みんな”という概念と自分の在り方の間において多少のズレを感じてきたのだと思います。しかし息子は認知面でも体格面でも精神面でも、他のお子さんよりも少しだけ早く思春期の兆候を迎えてしまった。

この時期の子供にとっては“みんなと一緒”=“正義”でさえもあるはずなのに、どうにもそれに乗れない自分の中で葛藤したと思います。その葛藤が、彼の彼らしさの爆発を引き起こしたのではと思っています。完全に私の想像ですけどね😅

同じでいたいのに同じになれない、息子はそんな悲しさや孤独感を抱えてきたのかもしれないな。

そう考えると、先日の息子の見解も理解できるような気がします。

息子
息子

少なくとも僕は、お母さんよりは普通だってことだよ。

今の彼は、いわゆる“普通”の生活は送っていません。それはきっと本人も理解していると思います。

だけどそこへより普通から遠い(であろう)かつ手頃なところの母親を比較に出すことによってでも、息子は“普通”という集団に所属していると思いたいし、そうすることで心のバランスをはかろうともしたかもしれません。

そうするとまぁ、

私

その考え方も、あまり良くないと思いますよ。

それをピシャリと否定的に言っちゃったのも悪かったかなーと思ったり。彼はただ『そうだね、あなたは普通だよね』って言って欲しかったのかもしれません。もっと息子の気持ちを汲んでやればよかったのにと悔やまれます(←難しいけどね)。

何かしらの特性を持つ子供にとってこの時期は、人並み以上に混乱と葛藤を惹起するのかもしれません。

もちろんそれがどういう形で表出するかはそれぞれでしょうが、昨夏の勉強会においてSさんがおっしゃった、

Sさん
Sさん

思春期を境にして、特性が爆発したような印象でした。

それにもまたきっと理由があるのだろうと、今の私はようやくそう思えたような気がしています。

息子よりも大きいお子さんをお育ての方には、思い当たるエピソードもありますでしょうか?

また、息子よりも若年のお子さんをお育ての親御さんにおかれましてはどうかその“特性の爆発”への心づもりをしておいていただければと思います。

ちなみにですが、息子の思春期早発症の治療は順調です。

息子は毎日の服薬と4週に一度の注射によって男性ホルモンの分泌を抑えています。おかげさまで血液検査や骨年齢の検査にもその効果は現れており、二次性徴の進行速度は明らかに遅くなりました。

成長クリニックの医師
成長クリニックの医師

よく効いています。今のところは副作用の心配もありません。

ありがとうございます。

また、これは科学的ではないのですが、治療を開始してからの息子は私から見ても随分穏やかになったかなぁとも感じています。

だけど筋肉量も顕著に増えたし、髭も毎日生えてきます。

最初はものすごく怖がったり嫌がったりしていた『髭剃り』も、今ではすっかり定番となり彼の生活に定着しました。男らしくなったもんだよ、本当に。

息子用の髭剃りは、夫が買ってきたこちらのものを使っています。

“10代男子の悩みに応える”というキャッチコピー(↑)がなかなか良いです、オススメです🤣

息子
息子

これなら怖くないわー。

息子
息子

あ、昨日は髭を剃ってない!今日は剃ろう〜♪

そうだよね〜。息子の場合は早かったですが、遅かれ早かれ思春期というのは必ず直面するものですから、快適な道具や手段をフル活用で自分なりに慣れていかなくてはなりません。

大丈夫、あなたがやりやすいようにと道を探す手助けを、いつでも私たちは惜しみません。

難儀な息子に、どうか幸あれと願っています。

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