みなさんこんにちは✨
今日も当サイトへお越しくださり、ありがとうございます。
今日は一つ、提案です。
思春期早発症に関して、保護者や当事者同士が話し合える場を作ってみようと思います。
私は当サイトにお立ち寄りいただきました多くの方から、日々たくさんのお尋ねや世間話などでご連絡ををいただきます。その中には、お子様の思春期早発症に関するお問合せをいたただく機会も多いです。そしてそれは、あくまで私の肌感覚にすぎませんが、年々と増えているのではないかと感じているところです。
思春期早発症に関しては、治療の対象となるような思春期早発症の患者さんは同性同年齢の1%程度と言われます。決して珍しすぎはしませんが、とはいえなかなか近所で同じ経験を有する方に出会うことは難しいという割合です。
戸惑いや実情を共有できるような、そんな経験者や当事者同士が直接オンラインで情報交換ができる場があればいいのではないかと、私はずっと感じてきておりました。
そしてこの度、その運営を手伝ってくださる方々と連携を取れることとなりました。その名も、“お先に思春期ランナーズ応援隊”(仮称)です😊👍まずは不定期で試行的に開始しようと思います。
ご関心がおありの方がおられましたら、ぜひご参加ください。
漠然とした不安が、少しでも安心に変わるように。
そんな思いでこの会を運営したいと思っています。どうか皆様が前を向く一助となれれば幸いです。
今後の開催情報及び参加のお申し込み方等に関しては、別ページを読み進めてください(↓)
当サイトのメニュー内に、別途ご案内を作成しております。
思春期早発症を話しあう親の会:必要性を感じて
我が子の思春期早発症という診断を受けて
当サイトでは開設時の2020年11月より、これまで主に私自身と子供たちが当事者である高IQ、ギフテッド、発達障害、場面緘黙に関する情報発信を行ってきました。
それらに加えて、2022年には11歳だった息子が思春期早発症の診断を受けて治療を開始したことを受け、発信の一端としてその経緯にも触れてきた通りです。
尚、思春期早発症自体に関しては日本内分泌学会のウェブサイト等に詳しく書かれておりますのでここでは割愛いたします。解釈について話し合うことは可能ですが、まずは詳細は専門の資料等をご参照ください。
保護者の戸惑いに共感して
当サイトでは、いろいろなお尋ねや世間話、情報交換などでお目に留まった方々から日々たくさんのご連絡ををいただきますが、その中には思春期早発症に関するお問合せをいたただく機会も多いです。
2024年となり、思春期早発症という言葉の認知が少しずつ広まってきたということかしら?と心強く想像しているところです。
お問い合わせをいただく保護者の皆様に、最もよく認められるお気持ちは“戸惑い”です。
- 男の子で、成人時点の身長が155cmに届かないだろうと言われた。
- 女の子で、成人時点で140cm前後という予測身長を伝えられた。
同級生よりも早い時期からぐんぐんと身長が伸びだして、「この子は大きくなるのかしら〜♪」なんて思っていたのに、心の発達が伴う前に体はどんどん変化して、その身長の伸びさえ間も無くとまってしまうと聞いた保護者の戸惑いは、本当に、いかばかりかと思います。
私も、まさにそうでした。
息子の思春期早発症を知った時には驚いたし、どうしたらいいか、手立てはあるのか、当人である息子はこれをどう受け止めるのか、私も大いに戸惑いました。
振り返ってみれば、自分がその時に知りたかったのは、同じ経験を有する誰かの本音、生の声が聞きたかったのではないかと、今もそう思っています。
もちろん個々に状況は様々だけど、先人の情報に基づいて自分にも導き出せる“何か”があったのではないだろうかと思います。
思春期早発症に関しては、情報がまだ少ないことが実際です。その症状は、多くのケースで生命に関わるものではありません。たとえ人より小柄であれども健康に育ち幸せになってくれればという親の願いはもちろんそれはそうなのだけど、
医療機関の情報をはじめ、治療効果や副作用はどうなのか、当人がある程度の年齢になった時に思春期早発症とそれに伴う低身長をどう受け止めていけるのか、親に何ができるのか、どう声をかけたらいいのか、大人になった当人は自分の体格をどう感じているのだろうかというお声などは、本当によく聞かせていただくところです。
保護者の会:お先に思春期ランナーズ応援隊の試験的運営へ
男の子でも女の子でも、たとえ平均よりずっと小柄であっても子供たちが自分の幸せを見つけていくことこそが何よりの親の願いです。私もそれは頭ではしっかり分かっています。
だけどほんのふとした時に、周囲の女性よりも小柄な息子を想うこともまた本当です。なにかと傷つくことが多い世の中で、多数派によるほんの何気ない一言が心にグッサリ刺さってしまうこともやっぱりあります。
そのような当事者と保護者の戸惑いなどを互いに率直に共有できる、そんな場があったら良いと思いました。
実際に、治療の対象となるような思春期早発症の患者さんは同性同年齢の1%程度と言われ、決して少なすぎはしませんが、すぐに近所で同じ経験を有する方に出会うことは難しいことが実際です。
これに対し、すでに当サイトには基盤的に複数の思春期早発症の保護者同士の繋がりが出来つつあります。この既存かつ得難い保護者ネットワークを軸として活用すれば、有意義な場が作れるだろうと思いました。
そんな私たちの体験談とこれまでの繋がりを基盤とし、
思春期早発症のお子様の親同士の情報交換、及び帰属意識と共感に基づいて話し合える場所づくり(オンライン)を目的として、
思春期早発症を話し合う保護者の会 ~“お先に思春期ランナーズ応援隊” (仮称)の運営を始めたいと思います。
対象を、当事者のお子様、保護者等のご家族、成人となられた経験者に限らせていただきます。診断の有無は問いません。もしかしてとご不安にあられる最中の方も歓迎します。
今のあなたがどうか少しでも、
「自分だけではない」
「心境を分かり合える人がいた」
「少し気持ちが軽くなった」
「話を聞いてみてよかった」
と感じてもらうことができたなら、私たちも嬉しいです。
まずは不定期で、ニーズのあった時に情報交換会(Zoomを用いたオンライン形式)を開催していく予定です。
まずは初回は、ちょうど今から1ヶ月後の【2024年7月5日(金)】にプレ開催という形で開始します。
[第1回 (プレ開催)] 思春期早発症を話し合う保護者の会のご案内
開催日時:2024年7月5日(金) 21:00〜21:50
開催形式:オンライン(Zoomを使用します)
参加費用:お1人あたり500円の参加費を申し受けます
対 象:思春期早発症にご関心のある保護者、当事者の皆様
今回のテーマ:「“お先に思春期ランナーズ”の応援隊としてできること、現況と情報の共有」
尚、大変恐れ入りますが、この情報交換会には厄除け(冷やかしや悪意を持った方の参加を避ける)及び運営費の確保という観点から少額の参加費の設定をします。ご理解の上、ご協力をいただけますようお願いいたします。
企画はしますが、もしもどなたからの参加申し込みがない場合にも当日は運営スタッフ同士による気楽なミーティング飲み会(笑)を実施しておりますので大丈夫です(追記:6月15日現在、複数の参加者からのお申し込みをいただいておりますので予定通り開催いたします)。
ご都合次第等で迷われる方がおられましたら、当日直前までお申し込みをお受けいたしますのでご安心くださいませ。
以上、新企画の提案です。
今後とも当サイトをどうぞよろしくお願いいたします。
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