親の安心：子供達の仲が良いこと

みなさんこんにちは✨
今日も当サイトへお越しくださり、ありがとうございます。

書きたいことはたくさんあるのですが、なかなか時間が取れていません。

私は7月半ばに2回目の新型コロナウイルス感染症に罹患して、すでに回復してはおりますが、今なおこれまで感じたことのないほどの疲れやすさといいますか、倦怠感が抜けきらないことに苦戦を強いられていたりします。

今回の私のコロナ罹患は、娘は無事に逃げ切りましたが、残念ながら家庭内で息子にはうつってしまいました。これはおそらく、兄と妹の性格の差であろうと思います、笑。娘は息子以上に慎重派で論理派で、私が休んでいる部屋には近づかないことはもちろんとして、私がちょっと使用した鉛筆をつまんで持っていっては洗ってしっかり消毒するほどの慎重派。

一方の息子は、母親想いなのか、単に暇なだけか（笑）、

息子

お母さん大丈夫〜？欲しいものとかない〜？

と、しょっちゅう私の部屋を覗いてくれた、そのことが彼の敗因だろうと思われますね、笑。優しい息子で嬉しいけれど、却ってあなたを苦しめるならばそこはどうか母を見捨ててくれても良かったのだよと親としては思ったりもするところです😅

さて、先月8日には私の実母が亡くなりまして、つい最近ではその相続の手続きもボチボチ始まってきています。

直後ではないの、ちょっとひと段落した頃からまた忙しいのが相続というものらしいです。

まず、用意する書類が多岐に渡る。亡くなった母の出生から死亡まで隙間なく連続した戸籍謄本、除籍謄本ってなんじゃそりゃ？

法定相続人の全員分の戸籍やらなにやら、印鑑証明、住民票、身分証明書などの一式も必要です。それは住所地のコンビニで取れるものと本籍地まで問い合わせないといけないものもそれぞれで、まずは何が何部必要なのかを把握するとことからが大変でした。

私には、遠方に住んでいる実弟がいます。

法定相続人の全員分ということなので、私と弟は連携をとり手分けをし、動き続けてきました。その中で、フッと私は思いました。

私

弟が良いヤツで、頼りになる男で、支え合える関係で本当に良かったなぁ。

葬儀の時もそうでした。急なことだったし、あれやこれやと決めないといけないことが降り注ぐ中、弟がいてくれたことが私の心の支えでした。もちろんね、私が1人で直面したとしてもそれなりに取り計らえたとは思います。だけどちょっとしたことでも話し合えたり確認しあったり、そうできる弟がいたことは支えだったし、彼にとっても私の存在は支えになっていただろうと感じています。

弟の存在に感謝をすると同時に、私にも息子と娘がいますので、いつかこの兄妹も力を合わせて支え合って、親が亡き後もそれぞれに生きていくのだろうとも思いました。

今、亡くした後にこそ、私は母がよく言っていた言葉を思い出します。生きてる時はなんとも思わないどころかうるさいとさえ思っていたのに。記憶に残る言葉はたくさんたくさんあるのですが、母が折りにふれてはしみじみと言っていたことが今になってこそ思い出されるばかりです

『親としては、あんたら姉弟が仲が良いことは本当に安心で幸せなことよ』

母の目には、私と弟は仲のいい姉弟として映っていたことを実感します。実際に仲は良いのはそうなのですが、普段は離れて暮らしているし交流も年に数回あるかどうかというところです。それでも母が幸せだと言うほどに私たちが仲良く映っていたならば良かったなって思います。

親の安心も、そうかもなと思いました。

例えばまさにこの相続手続き一つをとっても、関係者全員の連携が取れなければ途端に難易度は上がるのです、間違いない😨

これまでは親が負っていた出自と心の拠点という役割も、その後は兄弟間で互いに負っていくのですから、

そう考えると子供達の仲が良いことが親の幸せだなんて、やや大袈裟だとも思っていたけど、あながち大袈裟とも言い切れないのかもしれないなぁと感じているところです。

今や私も親になりました。

私の子供たちも、これからそれぞれの人生を歩き、それぞれで大人になっていきます。兄妹といえど別個の人間なので『絶対に仲良くし続けて！』なんて無茶なことを言う道理もないのですが、

いつか私も歳をとり、

いつか大人になった息子と娘の間に互いを思いやる絆が感じられていたならば、私はきっとしみじみとした深い安心を感じるだろうし、